「昨日の敵は、今日も敵」

 

スピルバーグ作品と言えば、

ジュラシックパーク、ET、そしてジョーズということで、

今回はジョーズを観ることにしました。

 

内容はイメージ通り、人を襲うサメを退治する映画。

前半部は遊泳禁止にするかどうかの判断を市長が下すもので、

経済を優先するか、安全を優先するかという葛藤は、

コロナ期の日本に通ずるものがあった。

災害と経済は普遍的なテーマなんだろうね。

 

後半部分は、主人公、海洋学者、地元の漁師の3人で、

サメ退治に向かうというストーリー。

進歩的な知見を持つ海洋学者と、経験から得た知識でサメ退治を手伝う漁師との対立が見物。

お互い傷自慢をするところから伺える、小さなプライドのぶつかり合いが悪い意味で男だなと感じた。

個人的には、この映画の漁師みたいに、現場主義的なおじさんが苦手で、

もっと言えば、それを支持する人も苦手。

今回の映画でも同じく、漁師の言ったことが悉く正しい方向に向かっていくので、

「海洋学者ガンバレ」と心の中で応援していたが、

最終的に、スカッとする展開が待ち受けており、溜飲が下がる思いだった。

 

続編がいくつもあるみたいだけど、ジョーズは一旦この辺で。

 

P.S.

海って、もうどれくらい泳いでないんだろ

 

残り103本