もしドラ
こんにちは、もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだらという作品を読んだのでここに綴っていこうと思います。
この本は2009年刊行で、大ベストセラーになったお話です。日本では高校野球のマネージャーは水汲みや洗濯などいわば選手のお世話という感じで扱われています。しかし、そもそもマネージャーとは管理者という意味で、欧米圏では監督やアナライジングスタッフを指していうことが多いです。そのため、この物語では高校野球のマネージャーがドラッカーの書いたマネジメントいわば経営学に関わる本を参考にし、チーム強化を図ることで、所属チームをはじめとする高校野球全体にイノベーションを起こすという話である。この本で私が印象に残ったのは、顧客からまず第一に考えるという部分である。どんな活動に対しても顧客というものは存在する。例えば、一対一の対話であれば話し相手が顧客で話し相手を軸に話を構成する必要がある。写真を撮る場合は、それが自分の趣味として撮るのであれば顧客は自分であり、写真を売るのであれば顧客は買い手である。それぞれ顧客を満足させるような写真が必要なので、必然的に写真の撮り方が変わってくる。このように顧客をまず第一に考えることがすべての活動の原点だという考え方は自分の中にはなく、感心させられた。
この本は、普通の公立校が甲子園出場を目指すというストーリーがまず面白く、加えてマネジメントについて学ぶべき点も多くあるので、ぜひおすすめだし、自分も再度読み直して学びをさらに深めたい逸品である。