大丈夫か?子ども・子育て支援新制度??
今日、板橋区役所から「子ども・子育て支援新制度」に関する説明会があった。結論から言うと、これは、あまりに整備されていない制度だということが分かった。新制度の下、認定子ども園に入園を検討されている保護者の方は、ある程度制度を勉強し、複雑な制度を理解しておく必要がある。
実は今回説明会を主催した板橋区も、国や都レベルで決まっていない事が多く「検討」「保留」としか回答出来ない部分が多くあり、ある意味で板橋区も被害者だった。新制度の下では、いくつか問題がある。保護者の皆さんに影響がある事だけでも…
①世帯収入によっては、支払う金額が大幅にアップしてしまう。
②新制度に移行をした場合に生じる税金の半分以下で、幼稚園において「日々の預かり」「長期休暇の預かり」「2歳児保育」が無料で受けれられるようになるのに、その対策を講じない。
③制度が整わず、入園説明会の時期までに、保護者負担がいくらいになるか分からない。
④認定こども園になった場合、園側で各世帯の収入がはっきり分かってしまう。
といった感じで「待機児童問題の解決」や「女性の社会進出支援」を目的とした新制度だったが、いつの間にか「新制度に移行することが目的」のようになってしまっている。
経営的な側面からいっても、新制度に移行すれば(認定子ども園になれば)、保育の質向上に使えるお金がだいぶ落ちることになる。実際に、板橋区内においてもほとんどの幼稚園が「認定子ども園」への移行に手を挙げていない。
また、今から、これだけの複雑な制度を一般の保護者に理解して貰うには、それなりの時間と手間が必要だ。今から、募集の11月までに全てを整え、全保護者に周知させようというのには無理がある。消費税を増税してまで集めた、新制度向けの税金だ。もう一度、落ち着いて制度を整えなおす必要があるように思う。