行動は自分にまかせ、噂は人の口にまかせる | 城山魂

行動は自分にまかせ、噂は人の口にまかせる

人間は非常に弱いもので、他人の噂や流行に踊らされてしまうことがある。特に今日の情報社会における噂の力は凄まじい。私の職場も地域とは切っても切れない関係にあり、常に噂話の絶えない職場である。そういったこともあり、時折、園に来て頂いた方のご機嫌を伺う経営になってしまうことがある。もちろん、来て頂いた方に満足していただくことは大切である。しかし、そこで言われたセリフに対応しているだけでは感動は生まれない。言われてからやったのでは遅いのである。本当にやらなければならないのは、相手が想像もしなかった感動を先に想像し、それを相手の目の前で実現してあげることなのだ。しかし、これは非常に勇気がいる。

そんなフラついた経営をしている私だが、本日、本の中で素晴らしい言葉に出会うことが出来た。

「行動はわし(自分)にまかせ、噂は人の口にまかせる」

切れ味の良い言葉である。本当に信念を持って動いた行動を批判されたら、その人とはご縁がなかったと思えばよい。それをいちいち気にして行動していては、大事は成し遂げられないという意味である。

落ち着いて考えれば噂は行動に対して着いてくることが分かる。逆に、信念を持たず、噂を基準に動いては何時までも自分の存在意義が見出せない。従って、いつまでたっても経営に自分らしさが出てこない。

かたくなに自分の意見を通すことは、良いことではないと思うが、逆に自分の信念とは異なる提案を求められたとき、しっかりと、それに対しNo!と言えるだけの自分の基準を持っておくことが必要である。

では、その判断基準はいかにして見つけるか?それは、現状、私の知り得る限りでは、自身の夢をありありと想像するしかないと考える。そこは何処で、誰がいて、どんな会話をしているか、どんな服を着ているか、それが見えてこれば少しずつ自分の判断基準という物も見えてくるように思う。きっと、その夢こそが経営という大海原を航行する上での、大切なコンパスになるのではないかと思う。

「行動はわし(自分)にまかせ、噂は人の口にまかせる」

あなたは、そう言い切れる位、自分の壮大でワクワクする夢が描けているだろうか?