職員と夢とをつなぐ幼稚園(夢を叶える幼稚園) | 城山魂

職員と夢とをつなぐ幼稚園(夢を叶える幼稚園)

私が目指す幼稚園の3つの特徴。その最後を飾るのは「夢を叶える幼稚園」である。これは私が、仕事を「自己実現の手段」と考えるからである。前々回のブログにも記したとおり、夢に挑戦している時、人は最も輝けると私は考えている。私は職場を、そんな夢に挑戦の出来るステージにしたいと考えている。決して幼稚園の教諭になることを夢にして、それで終わっては欲しくない。夢を実現し、あての無い気力だけを胸に保育をする教諭にあたってしまった園児が気の毒だからである。

例えば、ある職員が将来的に美容師になりたいと考えていたとしよう。そうしたら、私はその職員の夢を精一杯受け入れ、どんな美容師になりたいか、どんなお店で働きたいか、を一緒にイメージする。実現に向け幼稚園という環境を精一杯使ってもらいたい。もちろん、職員は全員その夢を共有・応援する。時には夢の実現のために、キツイことも言う。しかし、職場全体がそうやって家族のように、その人の夢に真剣に向き合う環境、それこそが本当のアットホームと言えるのではないだろうか(ただの仲良しグループではない)。

例えば、お客様とのコミュニケーションが命の美容業界において、会話のスキルを学ぶために、日々の保護者との会話に力を入れてみる。サービスを学ぶために、毎週一通手紙を書いてみるのも良いかもしれない。本当に実現したい夢が明確にイメージ出来た時、やるべきことは無限に見つかる。そうやって、課題を一つ一つクリアしていけば、いずれ夢が叶わない理由がなくなってしまう。自分の夢に向けて自発的に動ける職員が沢山いれば職場も活気づく。こんな少子化の時代でも元気な場所には人も集まる。必死でやっていれば、保護者だって応援してくれる。そこで、初めて本当の心と心の付き合いが出来るのではないか?

夢を追う人間であれば、正職員以外でもかまわない。ある日、突然、日本のテニス界発展のために、園児にテニスを教えたいという人物が現れたとしよう。そうしたら、放課後の課外教室でテニス教室を設けるなど、その人に夢を実現するステージを用意しても良いと思う。

夢の実現に向け、情熱を持ち、仕事にのぞめば、創造力だって身につく。どんどん新しいアイディアだって出てくるし、決してやらされてする仕事にはならない。もちろん、その為には、まず職員の夢を理解する必要がある。いや、こんな夢が語りにくい時代だからこそ、語りやすい環境を作ってあげることが必要だと思う。アイスが食べたい、海外に旅行に行きたい、どんなささいな夢も認めてあげることで、少しずつ語りやすい環境が育ててあげたい。

当然、幼稚園の中では実現しにくい夢を持った職員だって中にはいるはずである。しかし、その場合も当園で夢を追う生き方を学び、巣立つのであれば、それはそれで大賛成である。なぜなら、その姿を見せることで子どもたちの夢も自然と膨らむ。それも立派な教育の形である。夢へとつながるレールを超特急で駆け抜ける大人の姿は格好良い。そして、園児たちもそんな夢を叶えながら幼稚園を羽ばたいていく大人を見て、卒園していくのだ。

夢と感動を通して地域を活性すると同時に、全職員の心物をゆたかにする幼稚園。あなたはそんな幼稚園があったとしたら魅力的だとは思わないだろうか?