スケジュール帳を開いてごらん!
本日、読んだ『汗出せ、知恵出せ、もっと働け!(伊藤忠商事会長 丹羽宇一郎著)』という本の中に、「常に何のためにやるのかを考える」という一説があった。これは、ビジネス書に限らず多くの書物の中で、常に目的意識を持って行動せよ、という表現で書かれている。
本を読んだあと、改めて自身のスケジュール帳を開いてみた。色々と予定が入っており、充実しているように思えるのだが、一件一件に「何のために?」という疑問を浴びせると、あまり感動できる回答が返ってこない。
例えば、スケジュールの中に「A社に営業に行く」とあったとしよう。これは売上を作る事が主要目的なのだが、「A社の営業で○○を学ぶ?」「最低ココまでは話を進めよう」など、自身の基準を持って仕事に臨むことこそが、自身を成長させることにつながると考える。
ルーチンも同様である。ルーチンワークとは、大きな目標に対し、日々、少しずつアプローチすることで目標を達成するための手段である。従って、機械的にも思える日々のルーチンも「何のために」を忘れないことで、非常に質の高いものへと成長を遂げることができるように思う。
たとえば、こんな実験をしてみよう。
まずはじめに、その場所で横に1周回って欲しい。さて、赤いものは何個あっただろうか?
おそらく、答えられる方は、少ないだろう。次に赤いものが何個あるかを数えながら、同じく一回まわって欲しい。きっと、次は焦点を絞ったことで数えることが出来たのではないか?
これは、焦点を絞っているか否か、の実験である。焦点を絞る(何のためにを明確にする)ことの大切さをご理解いただけたかと思う。逆に焦点を持たずに、こなすだけの仕事をしていた場合、それは第三者から見てもわかるし、そんな経営者が職員のあこがれの対象となるのは難しい。つまり、「何のために?」を明確にしておくか否かは、自身の成長だけではなく、他者からの見られ方にも影響を与えてしまうように思う。
皆さんも一度、スケジュール帳の中に「何のためにそれをするのか?」「しなかった場合はどうなるのか?」を書いてみるのはいかがだろうか?きっと一日がスピーディーで充実したものになるに違いない。