カエルの子はカエル! | 城山魂

カエルの子はカエル!

転職して、早10ヶ月・・・私は日々、情熱的で夢あふれる職場を作りたいと考えている。

当然のことながら、経営者として改善したい部分は多々ある。しかし、今のところ大きく歯車を狂わすような問題はかかえていない。職員に仕事を依頼すれば、それなりにこなしてくれるし、「ハイ」という返事も気持ちが良い。

しかし、私にはいつも心に引っ掛かることがある。それは、職員と本音で接せていないような気がしてならないのである。まずは、職員と本音で付き合える関係を築きたいと考えているのが、今の私の悩みである。

そんな中、2日前、私は大きなヒントを得ることになった。それは、人材派遣会社が幼稚園に営業に来た時のことである。職員である母と営業マンと話している間、私はずっと母の表情を見ていた。そして、思った・・・。全く笑顔がない!!

勤勉家で長女である母は仕事に対しては全力投球。しかし、真面目すぎるせいか、全くといってよいほど笑顔がない。これでは、相手も身構えてしまうのも無理はない。同時に、私はハッとした。そういえば、自分も昔からあまり笑わないと友人から度々、言われることがあった。

世の中には、黙っていても、周りが楽しくなる素晴らしい空気を持った人間がいる。一方で、黙っていても、周りが辛くなる人間もいる。我々は間違いなく後者であるように思う。悪気はないのだが、自然に話しにくい環境を作ってしまっていたようだ。

そこで、私は思った。まずは、話をしている相手に「話しやすい環境」を作ることから始めよう。早速、私は本屋に行って、和田裕美氏の著書『人に好かれる話し方』を購入した。すると、その中に、こんなアドバイスがあった。

「笑顔の持久力を持ちましょう」

笑顔の持久力と言われて、何だろうと思われる方もいらっしゃるかもしれない。著者いわく、笑う時は「にこっ」ではなく「にこーーーーーっ」と笑えというのである。せっかく、笑顔を振りまいても、すぐに真顔に戻ってしまう人がいる。そうではなく、笑顔にも余韻を残せというのである。著書の中にもあったが、人と人との空気には余韻が存在するという。したがって、いつも明るい笑顔を振りまいている人の周りには明るい空気が流れていることになる。なるほど、これにより黙っていても、周りが楽しくなる空気を持った人の正体が分かった気がする。

ただ、自分が笑顔になるだけで、周りの人間が少しでも幸せになるのであれば、それは幸せなことではないか。まずは、人に会ったら10秒間笑顔をキープしてみることから始めてみることにした。