ウエンツがロンドン留学から帰国して、番組で出演し始めた。と思ったらコロナ騒動で収録が滞り、テレビから消えたわけだが、彼の帰国後の番組をいくつか視聴した。ウエンツの凄さは、芸人ではないのに喋りが達者だ。そして、自虐ネタも含め、バカにされることを厭わない潔さだ。しかし何と言っても特筆すべきは、大物の懐に入るのがとても上手いということだ。
ロンドン留学前もユニットを組む相方の小池徹平に自分からロンドン留学の報告をしようとしていたウエンツに、その前夜、一緒に食事をしていたダウンタウン松本と中居にそそのかされ、その場で電話をしたという話をしていた。またロンドン留学中に少しうつ状態になりかけたウエンツを救ったのは長嶋一茂の一言だったらしい。(まぁ、長嶋一茂が大物かという問題はおいといて) 帰国後出演したワイドナショーの中で、ウエンツは、SNSで「バカ、ハゲ帰ってくんな」と言われているという自虐ネタを言っていた。彼の立ち位置からして(芸人ではないから)ハゲを認めるのは勇気がいると思うが、笑いの為ならそんなことは厭わない・・・ウエンツの凄さだ。そして、芸人の多くが恐れるダウンタウン松本にも、「オイ!」「オマエ~~~」と躊躇なくツッコめる。それだけ信頼関係があるということだ。松本にそんな言葉でツッコめる芸人が何人いるだろうか。あれ?この感じ・・・誰かに似てる・・・と思ったら、和田アキ子に対する勝俣の態度だった。そう言えば、勝俣も元々芸人ではなく、歌手だった。二人の共通は、大物の懐に入るのが上手いだけではない。以前、水曜日のダウンタウンで、「勝俣のファン0人説」というのがあったが、ウエンツもそうだ。テレビの露出はあるけれど、ウエンツのファンっているのかな?少なくとも私の教え子の女子高生でウエンツのファンというのは聞いたことがない。小池徹平は過去に聞いたことがあったけど。勝俣とウエンツ・・・どこに需要があるのか分からないけど、大物に躊躇なくツッコめるという1点のみで芸能界で活躍している。格下ではなく、格上に噛みつくところに、今後も需要がありそうだ。
さて岡村隆史の失言問題がどえらい事になっている。確かに不快な発言だったし、矢部が叱責したように、あの発言が彼の本質そのものかも知れない。しかし、私は、大昔、めちゃイケという番組で、素人蓬田君との絡みやSMAPのコンサートにジュニアに扮して乱入したりと岡村隆史の芸に笑わせてもらい、楽しいひと時を過ごした過去がある。だから、今回の失言だけを切り取って、彼の芸人生命を絶たせるのは反対である。ましてや、本人も猛省しているというではないか。彼のテレビ出演に対して反対意見が多くテレビ局に寄せられ、そして彼のタレント生命を危機にさらそうという動きがある。最近、特に一部分だけに反応して全体を見ようとしない風潮が気になる。誰しも色んな面があって初めて人間らしいと言える。自分の嫌いなその人の一部を激しくあげつらって、その人を責める行為の前に、その人の一部以外を全て鑑みてから責めるべきかどうか決定するのが人間ではないだろうか。その先に人間の美徳である「寛容」があるように思う。
前回のブログでパンサー尾形について記したのだが、今週のロンドンハーツの尾形に対するドッキリは久しぶりのヒットだった。パンサーが4人になるという設定だったが、追加メンバーの人選が実に巧みだったのだ。来週も続きがあるらしい。今から楽しみで仕方がない。加地プロデューサーの手腕にも少し陰りが見えたと思っていたが、今回のドッキリ、それから、ぼる塾のあんりのアメトーーク起用など、まだまだ余力がありそうだ。