何気にテレビを付けたら、なんと何かの特番で、「ジョンベネちゃん事件の新事実!」が放送されたのだ。皆さん、御存じだろうか?ジョンベネちゃん殺害事件。短く説明すると、1996年のクリスマス翌日、アメリカのコロラド州で美少女コンテストを総なめで優勝していた6才の女の子、ジョンベネちゃんが何者かに誘拐され、殺されたのだ。ところが、誘拐されたはずの彼女の遺体は、自宅地下で発見されたのだ。当然、家族が疑われ、全米がその捜査の行方を見守ったのだ。実際に、父親が起訴されたものの証拠不十分として不起訴になったり、誘拐を装った手紙は、母親の筆跡であったり、近所の幼児性愛者が真犯人として浮かび上がったものの自殺を遂げたりで、結局、犯人は分からないままなのだ。いつも忘れたころにジョンベネちゃんのネタがテレビで放送される。今回の「日本初公開の情報」という言葉に踊らされ、視聴した次第だ。テレビでは、本当は周囲に可愛がられる可愛い妹に対する嫉妬にかられたジョンベネちゃんの兄の犯行で、両親をそれを隠蔽したのではないかという説を放送していた。ジョンベネちゃんの母親が、緊迫した様子で911へ電話をした際の記録を音声分析すると、驚くべき事実が判明した!そう真犯人は、ジョンベネちゃんの兄でキマリ!長年のモヤモヤが一気に晴れそうな感じになった番組終盤、突如、コロラド州の刑務所に児童ポルノ所持で収監されている54才の男が、ジョンベネちゃんを殺害したと自供したという話になって、締めの言葉は、「真実は分からない」で終わった。まぁね、ジョンベネちゃんの事件があってからこの20数年、特集番組を欠かさず見てきたけど、最後はいつもこうだ。「結局、犯人は誰なの~~~」と悶々とした気持ちで終わる。今回は、確かに初めてテレビに登場したジョンベネちゃんの家に当時家政婦として働いていた女性の証言(犯人は、母親だとかなり強く匂わせていた)などもあり、期待が高まっていただけに、最後のオチ(殺人事件に対してオチと言っては失礼だが)でずっと、高校生男子のように悶々と過ごしている秋の夜長である。誰か教えて!真犯人。霊能者でも、イタコでも、プロファイリングでも何でもやって、本当の事が知りたい。知ったところで、何のメリットも私にはないけど・・・。

 

ところで、私が夫と結婚して驚いたことがある。それは、結婚してすぐ、ジョンベネちゃんが美少女コンテストで歌っていた、「アイ ワナ ビー ア カーボーイ スィートハート」と歌っていたら、夫が、「なにジョンベネちゃんの歌を歌ってんだよ」とツッコんだのである。この出来事により、私は、この人とは価値観が同じだ、結婚するべくしてしたのだと確信したのであった。まぁ、その価値観ってすごく下世話な価値観だけどね。

 

前回のブログで、えなり君を心配していたが、やはり文春によって、えなり君と泉ピン子との確執が明らかになった。正確には、えなり君の母親と泉ピン子との確執らしいが。笑ったな。えなり君、ピン子と共演すると、じんましんが出るらしい・・・。それって、もうガチじゃん。一方、泉ピン子には、まったく心当たりがないらしい。そこまで嫌われたら、本望ではないか。じんましんが出るって・・・。そこまで人を嫌う事って人生でなかなかないことだ。5才から息子同様に可愛がってきた青年から、じんましんが出るほど嫌われているピン子。奇しくも、「渡る世間は鬼ばかり」が、フィクションではなく、身近に鬼が潜んでいる現実の危険性を視聴者に知らしめた。この諍いの事の真相は分からないが、ピン子や橋田壽賀子先生、石井ふく子プロデューサーを敵に回しても共演NGのえなり君。今後の芸能活動は大丈夫か?

 

話は変わるが、最近、私は自信を失う出来事があった。それはテコンドーの金原会長だ。私はタモリ同様、ズラKGB(カーゲーベー)を自負している。テレビでも、実社会でもズラを見抜く力がある。(どうでもいい能力だ) しかし、今回の金原会長に関しては、ズラなのか、たんなる増毛なのか分からないのだ。あのヘチマたわしのような髪の毛に、どうしもズラとの境界線が見えない。でもどう見たってなんだか不自然な感じは否めないのだ。私は今日を持ってズラKGB界を引退する。「体力の限界っ!」(千代の富士引退会見より)ではないが、金原会長から、「もっと精進しろ!」とメッセージを受け取ったようだ。合宿のために100万円請求されるかも・・・。