もう9月も終わりに近づいた。千葉県では、台風被害が甚大で、停電が長引いているらしい。心よりお見舞い申し上げます。私も災害により甚大な被害を受けた経験がある。1ヶ月も水が出なくて本当に辛い日々だったな。幸い、電気は早目に復旧したので、テレビっ子の私にとっては有難かった。NO TV NO LIFEだ。まぁ、災害の特別報道番組ばっかりだったけどね。
この晩夏から初秋にかけてもテレビを見ている私である。人生の色んな転機があるが、そこだけはブレない。現在、高齢の父を引き取り面倒を見ているのであるが、まぁ~~~1日テレビばっかり見ているのである。父の部屋にもテレビを設置している。しかし、必ずリビングのソファーに座って、野球、ゴルフ、相撲、時代劇、演歌番組など、私が興味のない番組のオンパレードを大画面で見ている。負のDNAは、父譲りのものだと日々実感している。
さて、気になった番組に話を戻す。この秋、一番ビックリしたのは、何と言っても「渡る世間は鬼ばかりスペシャル」だろう。泉ピン子扮する小島五月が、YOU TUBEに簡単中華料理レシピをアップして人気者になるという・・・誰が脚本家橋田壽賀子先生に入れ知恵しているのだろうか。それから、泉ピン子の息子役、えなりかずきが2時間ドラマの中でたったの5分しか登場しなかったのも驚きだ。えなり、何か橋田先生か石井ふく子プロデューサー、あるいはピン子の御機嫌を損ねたのか?えなりかずきがキャスティング出来ない程、スケジュールが一杯だったとは考えられない。どうしたんだろうか、えなり君。「しょうがないじゃないかぁ」とか「干される道理はない」って言われそうだけど。
次は、ダウンタウンのガキの使いやあらへんでだ。この中の企画「七変化」で霜降り明星のせいやが出演した。個人的には、アホの坂田師匠に扮したり、松本の女たちの元締め役に扮したり、なかなかの設定の面白さであり、私の中でのせいや株が急上昇したのであるが、7番目の変化で肛門を広げ、指を突っ込まれるような変化があり、もう下品で見ていられなくてチャンネルを変えた。私は、下ネタには結構大らかな方だ。この企画では度々〇ン〇ンやおしりを出して笑いを取る事がある。大学生の宴会で、〇ン〇ンやおしりを出して盛り上がるのは結構だ。しかし、そのレベルのお笑いをプロが公共の電波を使ってやって欲しくない。私の中で高値を付けたせいやの株が一気に大暴落した。結局、最後に頼るのは、おしりなんだな。しかもお尻の中をいじるのは、下品を越えて、公共の電波でアウトだと思う。私は芸人が〇ン〇ンやお尻をモロだしして安易に笑いを取ろうとするその精神に心底イラっとする。それってお笑いなの?
キングオブコントが放送され、どぶろっくが優勝した。こちらも下ネタだ。しかし、こちらの下ネタは、言葉によるものであり、「イチモツ」という言葉のチョイスも絶妙だった。何より軽快なメロディーに乗った声量ある声での下ネタの破壊力は半端なかった。2本目も同じような設定だったが、配役を入れ替えても面白いという斬新さと懐の深さを見せた。納得の優勝だったな。まぁ、個人的には、話し相手と同じ事を話してしまう人・・・という奇想天外の発想を見せた1本目とサッカー中継で話に夢中になり、シュートの瞬間を見逃すアナウンサーと解説者という有りそうでない設定の2本目を揃えたうるとらブギーズのコントが好きだったけど。どぶろっくが優勝して、髭面の江口が涙を見せた。どんな状況であれ、私は芸人の涙が好きではない。笑いのプロに徹して欲しいからだ。MC浜田が「泣くとは思わへんかった」というとすぐに江口は「ガマン汁」ですと下ネタで返答した。そのブレない下ネタ魂もあっぱれだった。わらふぢなるおというコンビのコントを見るのは初めてであったが、言葉のチョイス、間の取り方、設定などサンドイッチマンのコントの二番煎じ(劣化版)のようだった。サンドイッチマンをリスペクトしているのだろうが、ちょっと距離をおいた方が良いのではないか。世間ではジャルジャルの評価が高い。確かに距離によって言語が変化して聞こえるという設定は面白いと思ったが、私が大笑いできないのは、彼らが設定の役に微妙になりきれていないからではないか?と思っている。どのコントでもジャルジャルのままに見える。その点、どぶろっくの2人は、心の底から農夫と神様に成りきり、腹の底から「大きなイチモツを下さい~」と公共の電波で叫ぶ。何事も振り切るまでやるって事は意外と難しいものだ。