宮迫と田村亮が記者会見を開いて、一気に形勢逆転!吉本興業=悪という構造が出来上がったようである。今日のワイドナショーでは、緊急生放送で吉本興業の問題について松本人志と東野幸治を中心に話が進んだ。

 

松本は、なんとか宮迫をはじめとする一連の問題に関係する後輩芸人と、時の人となった吉本興業岡本社長との間を取り持とうと動いていると言った。松本は社長に「問題を起こした芸人の受け皿的な部署を自分が作る」と提案して、岡本社長も前向きに考慮しているらしい。心を持たない冷血な人間として定評のある?東野幸治も涙を流しながらの放送であった。そして、視聴者からも後輩芸人を思いやる松本たちへエールが送られ、そして「会社の絆、吉本芸人の絆」の再生へ向けて出発し始めるという心温まる話となったのである。

 

私はテレビを見る時の基準はたった一つ。「面白いのか、面白くないのか」という1点のみである。そこに後輩思い、お笑い事務所の結束、あるいは、本当は良い人という評価なんか全く関係ないのである。そう言った意味では、昨日の会見では、ゲッソリと頬がこけ、涙ながらの会見であった田村亮に対して、本心であろうと思われるものの、どうしても芝居がかって見えた宮迫の姿との対比が面白かった。また、「入江に俺はお金を受け取ったか?」と確認したら、入江は、「兄さん、そのお金で払った食事代のお釣りを受け取ってました」と指摘されたと述べた。この期に及んで、まだ100万円と認めず、お釣り程度のお金と言い張る宮迫の器のちいささに笑ってしまった。事の真実はさておき、「皆、仲間」という芸人のスタンスが本当につまらない。芸人だって、働き方改革も必要だし、労働者としての権利も行使されねばならない。でもテレビ大好き人間の私は、「そんなの裏でやって」という感じだ。松本人志は、かつて「自分が若い頃、横山やすしからボロクソに言われた。だから自分はあんな風にならない」というような事を語っていた。若い頃から松本は、後輩にも優しかったと記憶している。だが、昔は、横山のやっさんの漫才も面白かったし、若いダウンタウンの漫才も面白かった。今は、どうだろう?松本も漫才をしなくなったし、笑いに対してギラギラした若手も見当たらない。皆、いい子たちだ。横山のやっさんの松本への理不尽な対応が、ストイックに笑いを追求する松本の原動力の一因となったのは容易に想像できる。以前からこのブログで言っているが、「吉本部活の絆」を見せつけられるのが、本当に嫌だ。芸人同士の絆なんかどうでもいいから、視聴者を笑わせてくれ!面白い漫才やコントを見せてくれ!

 

吉本興業の岡本社長は、昔、白パン一つ身に着けて、猫を抱き、ダウンタウンにイチャモン付け、最後にはヘタレるのだが、芸人以上の芸人魂を見せとても面白かった。岡本社長は、初心に戻って、明日の記者会見は、白パン一枚で猫を抱いて謝罪して欲しい。日本一のエンターテイメント企業のトップなら、そのくらいの懐の深さを見せつけて欲しい。まぁ、炎上間違いないけど・・・。そして、ワイドナショーで、松本が岡本社長の事を何度も「オカモトが」と呼び捨てにしていた。確かに昔は、ダウンタウンのマネージャーだった男だが、今は立場が違う。今でも松本が「オカモト」と呼び捨てにするのも、馴れ合いの現れだと見て取れる。

 

今は一般視聴者の間で仲の良いコンビ芸人が人気だとか。テレビっ子の私が求めるものとテレビとの間にズレが出てきている。私の感覚がズレているのか、テレビが悪いのか?私も含め、一般視聴者は、面白いテレビを見たいなら、もっと芸人たちに対して厳しい目を持つべきだ。法律違反はアウトだが、彼らの私生活なんかどうでもいいではないか。面白い漫才やコントを見せてくれる限り・・・。ちなみに、今、私が一番楽しみにしている企画は、水曜日のダウンタウンの中の「おぼん・こぼん師匠の仲直り」である。どこまでが本当で、どこからが仕込みか分からないが、私はたとえそれがヤラセだとしても面白い企画だから、面白いというその1点のみでこの企画を支持する。