M1グランプリを見た。霜降り明星の優勝であったが、素朴な疑問だ。決勝戦での霜降りのネタ、面白かったか?私は、個人的に霜降り明星そのものより、「せっ、せっ、せいや、せっ、せっ、せいや~」というしょうもないネタの方がバカバカしくて好きだ。確かに決勝戦をかけたネタは、面白かったが、決勝戦では勢いだけで、笑いのツボが分からず、小笑いはしたが、大笑いするツボが最後まで分からなかった。それでも霜降りは優勝した。勝負には、実力+ツキも大切だ。そういう意味では、霜降りは波に乗ったということであろう。まだまだ若いので、これからの彼らに期待したい。それにしても、そんなに面白かったか、ファイナルのネタ・・・。
私は、上沼恵美子じゃないが、ジャルジャルが嫌いだ。なぜか?答えは簡単だ。彼らで笑った事が一度もなかったからだ。ところが、準決勝でのネタ、国名を分けるゲーム、たとえば、オー・ストラリア、アル・ゼンチンとか、そういう言葉遊びを早口で畳みかけ、まったくナンセンスな話でネタをまとめたのであった。初めて笑った、ジャルジャルで。しかし、笑いながらも、「これって漫才?」という疑問を抱いていた。決勝戦でのジャルジャルは、いつもの面白く無い彼らだった。なんだ、ネタは1コかよ、と軽いツッコミをテレビの前で彼らに入れた。と同時に、いつものジャルジャルでちょっと安心した。
とろサーモンの久保田とスーパーマラドーナの武智が、上沼恵美子の審査に対して批判した。それも泥酔で・・・。私は、とろサーモンの久保田には、とことんゲスな人間であって欲しいと思っている。しかし、泥酔して喧嘩を売る・・・どうだろう、ゲスの品位に欠ける行為ではないか。正々堂々とゲスであって欲しいのだ。酒の力を借りて鬱憤を晴らすサラリーマンのような善良な事はやって欲しくない。ゲスであるならば、酒の力などに頼らず、上沼恵美子の悪口をゲリラのごとく世の中へ言いふらして欲しいのだ。しかも、「上沼恵美子さま、・・・」と謝罪をしたのであった。久保田がゲスの極みであって欲しいとは、久保田の事を買いかぶっていたな、私。酒の力を借りた行動で、自分の芸能界でのキャラクターを崩壊させんがばかリの謝罪をするって、久保田はまぢクソだな。本当に見損なったぞ、久保田。ついでに言うが、スーパーマラドーナごときが大御所を批判するんじゃないぞ。
上沼恵美子がM1で犯した過ちは、ただ一つ。復活戦の結果発表前に、「ミキ、戻って来い、待ってる」と言ったことだ。どんな大御所とは言え、やはり審査員だから公平性は、最低限のルールだ。だから「ミキが好き」とは言っても構わないが、復活戦の結果に疑惑を残すような、「ミキ、戻ってこい」はダメだろう。ただ、彼女がミキを高く評価するのは、理解できる。他のコンビを圧倒的に凌駕する卓越した話術を持ったコンビだからだ。ブサイクなお兄ちゃんが弾丸のごとく繰り出す自虐ネタには、好き嫌いが分かれるところだろう。しかし、ミキはいつ、どの番組で見ても面白いのだ。ジャルジャルのようにたった一回だけスゴイネタを持っている訳ではない。しかし、コンスタントに面白いのだ。せっかくM1に出場するのであれば、もう少しネタつくりに工夫をして練りこんでいけば、優勝の可能性は大いにあったと思う。ただミキはM1で優勝せずとも、既に売れっ子であり、漫才師として、これからも大いに期待できるのである。だから、漫才出身の上沼恵美子が彼らを可愛がるのもよく理解できる。しかも、彼らは、上岡龍太郎の甥っ子なのは有名な話だ。上沼恵美子でさえも上岡龍太郎は気を遣う存在だ。はちゃめちゃな審査に見えても、きちんと面白いものを判断していると言える。それは、決勝戦で和牛に投票したことで、勢いに乗ったネタに踊らされなかった審美眼を持っていると証明した。
話はちょっと準決勝へと戻るが、ユニバースという男女のコンビ。女のハラちゃんは、私が嫌いなタイプのブスだ。可愛げのないブスだ。ところが、ネタの中で、いつもの作ったダミ声でなく、地声で流ちょうな関西弁を使って漫才をしたのだが、昔なつかし京歌子師匠を思わせるような漫才だった。たしか巨人が、「その漫才でいった方がええ」とアドバイスしたが、私も全くの同感である。すごい漫才師へと転換できる機会かも。
立川志らくは、結構公平なコメントをする人だと日頃から思っている。だがM1では、なんだか他人とは一線を画すコメントを言うことに精一杯で、「笑いへの理解に対するマウンティング」を見せつけようとした姿が逆に痛々しかった。その点、サンドイッチマンの富澤や中川家の礼二はポイントをついて的確なアドバイスをしていたように思う。お笑い界の大御所、松本人志は、「うーん、もうちょっと笑いが欲しかった」とか抽象的なコメントしか出来なかった。しかし、天才ゆえからかも知れない。長嶋茂雄のバッティング指導は、「ギューッとバットを持って、バーンと振る」という感じだ。松本人志のコメントとちょっと似ている・・・。
今年のM1決勝は、去年ほど面白くなかったが、これから久保田たちがどうなるのか、場外乱闘が楽しみである。そういった意味では、M1は笑いのお祭り的な番組へと成長を遂げたのかも知れない。でも久保田は干されることは無いであろう・・・それは、久保田は、とある大きな団体に守られているともっぱらの噂だからだ。私は、それが本当かどうか分かんないけど。
話は変わるが、貴乃花離婚って、アンタ。先代に続き、あっという間の一家離散に、ちょっと笑ってしまうのである。一家で仲良しアピールをする家庭ほど、壊れやすい。これは、私の独断と偏見による考察であるが、夏休みに一家総出で海外旅行へ行く家庭は、仮面夫婦多い・・・って私のいつもの決めつけだけど。そろそろ、浮かれまくった長男優一が何かをしでかしそうだ。何があっても言い訳しろ・・・「靴職人ですから」と。