「ヒロシです・・・・」の自虐ネタでお馴染みのヒロシ。私は、ヒロシが大好きだ。一番売れている時でさえも、浮かれることなく、どこか俯瞰で自分を見つめていたヒロシ。テレビから消えて久しかったが、最近は、キャンプ、それもソロキャンプ芸人として脚光を浴び、再び表舞台に出てきた。
そんなヒロシが、芸人に厳しい事で定評のある「徹子の部屋」に出演と聞いて、録画をして視聴した。いつもは、ゲストの芸人に無茶ぶりをして、芸人がしぶしぶ芸を披露するも、「ああ、そうですか」「そういうのが若い人たちに受けているんですか」と冷たく言い放つ徹子。特にスベリ芸に対して厳しく、村上ショージがゲストの時は、一生懸命に芸をした村上ショージに対して、徹子はニコリともせず、「こうこうのをスベリ芸と言うそうです」と説明して、村上ショージを凍り付かせた徹子。ところが、ヒロシの回では、まるで別人だった。ヒロシの芸を満面の笑顔で見つめる徹子。少女のような無邪気な笑顔で、「うわぁ、おもしろ~い」と言う徹子。芸人に対して、こんなに優しい徹子を初めて見た。
もっと驚いたのは、ヒロシだ。ヒロシは、人見知りで有名だ。売れない時代、人見知りなのにホストのバイトをして、当然、お客も付かず、辞めようにもお金を払わないと辞められない事態になり、夜逃げ同然でホスト地獄から逃れたと何かの番組で言っていた。1週間のうち、1日の休日をコンビニのバイトに当てたら、月で4日のコンビニのバイト代の方が、ひと月のホストのバイト代より高かったとも言っていた。人見知りならホストも無理だろう・・・だか、「徹子の部屋」でのヒロシは、ホストそのものだったのである。
「徹子さん、一緒にキャンプへ行きましょう」「徹子さんは、一人で外出するんですか」 コンビニに1人で行くという徹子に対して、「どんな格好で行くんですか」「徹子さんがどんな服を着てキャンプにくるか見てみたいなぁ~」と本心は徹子に興味なんかないくせに、グイグイ徹子にせまるヒロシ。人見知りの微塵も見せない。「あの芸やって」とおねだりする徹子に、「じゃあ、For 徹子で。徹子さんのためにやります」と甘い言葉で、いつもの「ヒロシです・・・」のネタを披露するヒロシに、うっとりとした目で見つめる徹子。「あれ?徹子さんのためにやったのに笑ってくれないじゃないですか」と徹子にツッコむ。ヒロシがこんなにも他人に饒舌に絡むのを初めて見た。恐らくは、若くて美人なら、ヒロシは一言も話せなかっただろう。しかし、徹子は、おばあちゃんだ。しかもかなりのおばあちゃんだ。こう言っては黒柳徹子に失礼だが、ヒロシの中では、徹子は「女の範疇」に入っていない。だからこそ、ゲストのヒロシは心からリラックスして、本来はホスト側であるはずの徹子に対して、ちょっぴり甘えた声でグイグイと迫ることで、徹子を夢見心地の乙女にしたのだ。その姿は、本物のホストのようだった。(って、ホストクラブに行ったことないけど・・・)「キャンプへ行く前に、まずは今度、一緒に映画に行きましょう」と誘うヒロシ。まんざらでもない乙女な徹子。なんだか、見ている方が恥ずかしくなった。
平成も終わろうとしている今、平成最後の大物カップルを見たい。しかも、皆の度肝を抜くカップルだ。黒柳徹子&ヒロシの結婚・・・見てみたい。人見知りのヒロシをあれだけ饒舌にする徹子。相性がいいのかも知れない。黒柳徹子も一度くらい結婚してみたいだろうし、ヒロシも莫大遺産を相続するというWINWIN関係だし・・・。
話は変わるが、ダウンタウンデラックスで、ホリエモンのロケットが爆破したシーンが放送された。テレビの前で大笑いした。人の失敗を見て笑うなんて、やってはいけない行為だ。しかも、私は曲がりなりにも教育者だ。しかし、まるでコントのような映像に大笑いした。と同時に、失敗映像を笑いに昇華できるホリエモンの懐の深さを知った。あの人より好感が持てるな、ずっと!