NHKの朝ドラ「半分青い」が終了し、律ロスになることもなく、「まんぷく」を視聴している。仕事とはそういうものだ。誰かが退職となると、何だかんだと言うが、その人が居なくなっても、かならず仕事は流れていくものだ。とは言うものの、「まんぷく」の第一回を視聴した後は、「半分青い」が恋しくなった。それは、「まんぷく」のオープニングが、ちょっとお腹一杯な感じが嫌だったので、「半分青い」の星野源の軽快な歌声と永野芽郁ちゃんの爽やかな笑顔を思い出したのだ。私はドリカムが苦手だ。吉田美和の圧倒的歌唱力には脱帽するばかりなのだが、歌詞が何だか過剰な感じ・・・タイトルが、「あなたとトゥラッタッタ」って。そのメロディーに合わせて、主演の安藤サクラが、これまた過剰に軽快感&無邪気を演出して踊り歩く映像にゲンナリしたのだ。いくら無邪気でも林の中の地べたに寝転ぶか?安藤サクラの顔が美人なのかブスなのか分からないが、私はほっぺが長い顔が苦手だし、キンキンする声で無邪気を過剰に演出する演技に共感出来なかったのだ。しかし、私は視聴し続けている。それは、安藤サクラの家族役が皆、きれいだからである。松坂慶子は本当に良い歳の取り方をしたな。いい具合に太っていて、お母さん役が似合う。しかも上品な声は健在である。夫役の長谷川博己は、プライベートでも鈴木京香の演技指導を受けているのでは・・・と邪推させるほど、味のある役者へと成長したと思う。無実の罪を着せられ暴行される場面、身体が悪く出兵出来なかった自分への苛立ちを表した場面など迫真の演技だった。
そんな「まんぷく」の中で私が注目したのは、主人公の福子が戦時中疎開した先で出会った夫婦の妻役で登場した女優である。私は、どうしてドランクドラゴンの塚地が、女役で出ているのか理解できなかった。本当に田舎の人のよいおばちゃん役がピッタリなのである。なぜ塚地がおばちゃん役を・・・と疑問に思い、翌日の放送で名前を確認したら、昔、女漫才師としてブレイクした「ピンクの電話」のみやちゃんこと竹内都子だった。本当にいいおばちゃんなのだ。でっぷり太った身体、たるんだ二重顎と見事に田舎のおばちゃんを体現している。存在感もバッチリである。ポスト菅井きんになれる可能性を秘めていそうだ。塚地と姉弟役で出演したら、リアル感満載だろう。福子夫婦が疎開先から帰ってきたので、今後出番がないのが残念だ。
NHKが、11月3日をコントの日と称し、ピートたけしが日本コント協会会長に就任して、コント番組を放送した。たけし以外は、サンドイッチマン、東京03、ロッチ、劇団ひとり、ラバーガールなどコント職人が出演しており、面白かった。NHKだから出来るのだろうが、セットも凝っており、また高須クリニックのCMのパロディも披露した。ただ残念だったのは、コントの合間に演者全員でのトークがあるのだが、ビートたけしとその他の出演者の年齢差があまりにもありすぎ、会話が今一つかみ合っていなかったことだ。ビートたけしが由利徹の話をするのだが、たけし以外の人間は、由利徹に関する知識は無かったと思われる。それでも「お笑い」を次世代へと繋げようとするたけしの存在は大切だ。たけしが健在のうちに、またこういう番組を企画して、次世代を育成して欲しい。最近、NHKの攻めている姿勢に好感を持つ。72時間のドキュメンタリー、ネーミングバラエティ日本人のおなまえっ!、チコちゃんに叱られる、ファミリーヒストリーなど、面白い企画が並ぶ。ただ、最近のNHKの番組には、吉本の芸人が多く起用されているのも気になる事実である。裏で何かあるのか?
ところで、先週のアメトーーク、銀シャリの橋本が話す相方鰻の天然エピソードと今くるよ師匠の話は面白かったな。今後に期待したい。
シリアで拘束されていたジャーナリストの安田氏が帰国した。私が驚いたのは、彼の妻だ。ルックスが安田氏と不釣り合いな感じ。どこでどう知り合って二人が愛を育んだのか全く想像できない感じに違和感を持った。と思ってネットでググったら、職業がスピリチュアル・ヒーリングシンガーと書いてあった。私の感覚がまだまだ鈍っていないことを確認した次第だ。何の感覚か分かんないけど・・・。