今日のアッコにおまかせは、絵面がえげつなかったな。アッコに加えて大女優泉ピン子が出演したからだ。大女優の地位を確立したかどうかは私には分からないが、少なくともTBSにおいては、「渡る世間は鬼ばかり」シリーズで視聴率に貢献したから、TBS内では無敵と言える。
泉ピン子は、お笑いの地位が低かった頃は、必死で女優であることを主張していた。しかし、お笑い芸人の地位も向上した今、お笑い出身であることを隠さず、むしろお笑いもイケる女優だという自負が見て取れる。特にダウンタウンデラックスに出る時は、面白くもないことをしゃべる。周囲もピン子に気を使って何も言わない。あんまりダラダラとしゃべると、ダウンタウン浜田が「もうええやろ」と言って頭をどつく。ピン子も笑顔だ。「私はお笑いからどつかれても、それを喜んで許容する大女優だ」と言わんばかりだ。
そんな感じでいつもピン子を見ている私だが、今日のピン子のある発言には全く同感だった。
それは、矢口真里が再婚したというニュースだった。不倫やデキ婚に対して辛辣な意見を言う和田アキ子だが、矢口真里のニュースを見て、「まだ言うかね。もう5年たったからいいじゃん」と大らかな姿勢を見せた。対して、ピン子は矢口に対してああだこうだと文句を言っていた。いつもなら、二人の意見が一致するはずだが・・・と思っていたら、和田アキ子が一言、「発表前に矢口から直筆の手紙を貰った」と言った。それを聞いたピン子は、すかさず「押さえる所は押さえてるね~~~~~」と言った。この一言で、ピン子の働きは終わりだ。今日はいい仕事したね~。
ピン子の発言に対して、和田アキ子は笑って無視した。でも本当にそう思う。ベッキーの時も、安田美佐子の時などもそうなのだが、いつも和田アキ子に電話や手紙を書くのである。それはそれでいい。部下が上司に対する礼儀のようなものだからだ。しかし、私が一視聴者として嫌な気分になるのは、そうした芸能界のヒエラルキーを画面を通じて視聴者に見せて欲しくないのだ。いや、下である矢口真里の方から手紙を書いたと言えばまだいいのだが、いつも上である和田アキ子が自分だけには個人的に連絡があったと自慢するのが本当に嫌だ。ひょっとしたら、矢口真里にはまだまだお世話になった人が居て、その人には直筆の手紙をまだ渡していない可能性だってある。そういう矢口の事情も考えず、和田アキ子くらい年齢を重ねた大人が公共の電波を使って言うかね、まったく。それを聞き逃さずツッコんだピン子は、良い仕事をしたと思う。
アッコにおまかせの予算がどれくらいか分からないが、是非ピン子をレギュラーにして欲しい。何の仕事をしているのか分からない峰竜太を切れば、どうにかなるのではないか。毒を持って毒を制す・・・・和田アキ子対泉ピン子。ゴジラ対ガメラか?共に芸能界のトップに君臨したい欲の強い二人の戦いを是非テレビで見せて欲しいと思う。でも、日曜のお昼にはちょっとクセが強いか。(by千鳥 のぶ)