キョンキョンこと、小泉今日子が、所属事務所バーニングからの独立と不倫宣言をした。世の中は、その潔さにまぁまぁ好意的なのである。そして、メディアでも「不倫は個人的なことだから・・・」とお茶を濁したコメントが多いのには驚いた。バーニングに気を使っているのか?
私は、元々、業界内での小泉今日子の高い評価に違和感を感じている。業界から漏れ聞こえるのは、小泉今日子は、「アイドル時代からアーティストとしての意識が高く、自分の意見をはっきり言う性格だった」というものだ。そう、小泉今日子=アーティストのポジションが私には、違和感がある。80年代アイドルの中で、松田聖子や中森明菜ほど歌も上手くなく、オーラがあるわけでもなく、歌が売れた訳でもない。キョンキョンがブレイクしたと思われる「なんてったってアイドル」をリリースした時は、髪の毛をショートカットにして、堂々と自分はアイドルだと歌った、その姿勢に高い評価がなされたのだが、これも当時の売れっ子だった、秋元康と筒美京平コンビの賜物であり、プロダクションの戦略だったと思っている。そこに彼女の意見もあっただろうが、一大プロジェクトの中では微々たるものであろう。だから私の中では、小泉今日子とは、アイドルの中の何番手かのアイドルという認識しかない。いつの間にか、小泉今日子は、サブカル的な感じになり、選んだ伴侶も永瀬正敏という絶妙なチョイスも納得したものだ。最近は、新聞の書評なども手掛けており、小気味いい文体が持ち味で、才能がある事は認めるが、そんなにスゴイか?小泉今日子。業界人が「キョンキョン」ともてはやすけど、一般の認識とはズレているような気がする。だって、私の周囲には、キョンキョンがすごいとか、あの生き方憧れる・・・なんていう人間は一人としていない。私も、どうせアイドルになるなら、松田聖子ぐらいぶっ飛んだアイドルになりたい。そう・・・小泉今日子が業界人からどんなにチヤホヤされようとも、私のような素人からは、王道のアイドルでトップになれなかったからこその方向転換くらいの認識しかないのである。
さて、今回の不倫宣言である。私は、毎回言っているように、不倫で他人を批判したりしない。ただ、古い体質の人間であるので、「いちいち宣言すんな」とは言いたい。宣言する事で、「潔くてカッコいい」「自分で責任を取る大人の女性」と肯定的に受け入れられている。ただ、彼女は宣言してスッキリとけじめをつけたつもりだろうが、妻側としては、「小泉今日子に夫を取られた妻」というレッテルが日本国中に貼られた結果となった。なにも宣言することはなかろう。妻側に対して情け容赦ないなぁ。なんだか小泉今日子たる人間が、わざわざ野暮な事をしたなぁと思う。愛し愛されているなら、二人で愛を育めばよい。マスコミ対策、文春に責められるくらいなら・・・と思っての自らの発表だったのだろうが、「沈黙の美学」もあるだろう。不倫宣言なんて・・・野暮だなぁ・・・ダサいぜ、小泉今日子。しかも、発表の文章の中で、彼とは恋愛関係にあり、同志でもある・・・と言っていた。斉藤由貴も、何回目かの不倫の時の言い訳に「同志」という言葉を使ってたっけ。単なる愛人と言えばいいのに、わざわざ「同志」と言い換える小賢しい感じ・・・。そんなもんに「同志」なんて軽く使っちゃうと北朝鮮に睨まれるぞ!
マスコミのダブルスタンダードはおかしいと思う。ベッキーたちの時は、自分たちは正義の塊とでも言わんばかりにベッキーを痛めつけたではないか。だったら、小泉今日子もフルボッコにしたらいい。しかし、今回は、何故か個人的問題と片付ける。じゃあ、これからは、誰が不倫しても個人的問題として片付けるんだな!私は、マスコミは不倫で騒ごうとそうでなかろうとどうでもいい。不倫で騒ぐ媒体であるなら、誰が不倫しても騒いで欲しい・・・。そう、今回の件で何かイラっとくるのは、マスコミや世間のダブルスタンダードなのだ。