前回に引き続き、AKBについて書く。須藤というメンバーが結婚を宣言したことが話題となっている。OGが出てきてああだ、こうだと苦言を呈する一方で、なぜか有吉がしゃしゃり出て、「学校でもOB、OGが出しゃばるのはウザい」と反論した。
世間の多くの人が思っていることであろうが、これはAKB胴元秋元氏の戦略に過ぎない。スキャンダルの出る須藤をどう扱うか・・・。左遷するのは、指原を博多へ左遷したことで既に使った手だ。坊主・・・世界から思わぬ批判を受けた・・・となると、「結婚」誰もが祝福せざるを得ない手だ。しかも、AKBでは、誰も使った事のない「一手」だ。しかし、私は、この一手は禁断の一手であったと思う。
私は、テレビが大好きで、「やらせ」と思われる仕込みを込みで番組を評価している。報道番組でない限り、笑いのための少々の仕込みは、製作者と視聴者の間では暗黙の了解だ。それを、コンプライアンスがどうのこうのと言い出す人間は、所詮、バラエティ番組などを笑える感性など持ち合わせてはいない。
ただ、今回の胴元秋元氏が取った禁断の一手は、テレビに大らかな私でさえもイラっとした一件だった。AKB運営サイドが須藤の結婚宣言を知らなかったはずがない。むしろスキャンダルをもみ消すために「結婚」を利用したに違いない。しかし、私は、秋元氏が個人的な人生に関わる事に手を出しては、視聴者は「引く」という事を分からなかった時点で、秋元氏の老化を感じた。ひょっとしたら、大昔、自身がプロデュースした「おニャン子クラブ 会員番号16番
高井麻巳子」というアイドルに手を出して、自身が娶ったという「オチ」をつけたから今回も・・・と思ったのかも知れない。だから今回の一手へと突き進んだのかも知れない。須藤の結婚相手が大物であるなら、話題性、事務所の力などの関係で「結婚」への花道が用意出来たであろう。しかし、結婚相手が一般男性となると、「純愛」という大義名分を押し通すために「結婚」を利用した、アイドルとしての自覚も自己管理能力もない単なるビッチ(言葉が汚くてすみません)としか思えないのである。私は彼女自身がこのシナリオを考えたとは思わない。彼女の人生を「お金」という観点から考えた大人に利用されたに過ぎないと思っている。そこに、視聴者は「引く」のである。
AKBのメンバーが夜遊び、あるいは恋愛を謳歌しているのは、周知の事実だ。それでも、何となくそれをヴェールで覆い隠しアイドルグループとして君臨してきた。経済効果も高く、このシステムを築き上げた秋元氏の手腕は大したものである。しかし、今回の「生々しい結婚」によりそのヴェールがはがれ、完全な素人集団と化してしまった感が否めない。元々素人集団だったAKBが年月をかけて「素人っぽく見せる」プロ集団へと成長していったのに、完全な素人集団へと後戻りしたのである。そりゃ・・・大島優子がF〇〇〇と言いたくなるし、渡辺麻友が鬼がわらの形相になるわなぁ。