今週のロンハーは、「このイメージで苦しんでいます」と題して、世間の見方とのギャップについて喧々諤々と盛り上がったのだが、それを発表することで、自己認識の甘さを露呈した形となって興味深いものだった。まぁ、作家が考えたイメージだとは思うけど・・・。
有吉は、「毒舌だけどいい人」というイメージに苦しんでいると語った。毒舌なだけに、当たり前の挨拶をしてもすぐいい人と言われると。一発屋から再起しただけあって、苦労を重ね、随分と常識をわきまえ、人間的にも成長したかに思われる有吉だが、私はデビューから一貫して性根は変わっていないと思う。笑顔の中にふと見せる目の奥が本当に怖いのだ。彼の中にあるラインを越えない事柄や人に対しては、何の価値も見出そうとしない、あるいは許容しない冷たさを未だに持っていると私は思っている。実際、竹山が、深く付き合えば付き合うほど怖い人間だと述べていた。
以前のブログでも書いたが、ザキヤマは本当に賞味期限が切れたように感じる。ウルサいだけで全然面白くないのだ。麒麟の川島のように、エピソードトークも面白くない。人の事を悪く言わないし、長年付き合った彼女とも入籍するなど、ウルサいのはキャラだけで、人としてはイイ人なんだろうが、面白くないのはいただけない。竹山との掛け合いも面白くなかった。
東国原は、自分のイメージを「宮崎県知事・ハニートラップ」として見られていると語っていたが、東国原のダメージは、ハニートラップなどという生易しいものじゃない。私は、東国原が宮崎県知事としてチヤホヤされて、国政選挙へ出馬しようかという時に、自民党へ言い放った言葉、「私を総裁に選ぶ覚悟があるんですか」と言った一言だと思う。これを聞いた時に、腰を抜かすほど驚いた。私は野心ある男が嫌いではないが、これほど、野心むき出しを越えて、自己認識もせず、欲深い人間を見たことがない。東国原が未だにタレント活動をしているところを見ると、彼を政治家として持ち上げようという人望もないのであろう。エセの正義感を持って、弱いものへ痛烈なコメントを寄せる東国原氏。私がテレビで顔を見たくない稀な芸人である。
オアシズの光浦靖子は、「ブスキャラ」で苦しんでいると言ったが、キャラじゃなくて、単なるブスだろうと日本国民が一斉にツッコんだと思われる。その自己認識のズレが男運を掴めない原因だと気付くべきだ。また、磯山さやかは「婚活キャラ」だと言っていたが、途中、藤田ニコルの「にこるんビーム」をマネして、「いそりんビーム」とポージングしたのだが、前に差し出した右手の二の腕がスゴイことになっていた。子供を5人くらい育て上げた肝っ玉かあちゃんの二の腕そのものだった。芸能界で生き残りたいなら、セルフコントロール能力も必要だ。
今回のロンハーで一番笑ったのは、カズレーザーの赤い洋服をグレーに、髪を黒髪にCG加工で変えてみた時、「尾藤イサオ感が出る」と言った時だった。尾藤イサオ・・・平成の時代に聞く事はないと思われた名前だが、時代が変わる隙間を狙って耳に入ってしまったようだ。
いくら作家が考えたイメージとは言え、視聴者は、そんなに甘いイメージを持っていない。意外と冷静に演者を観察しているのだ。テレビ離れの種を自ら蒔いてはいけない。