以前より、「すれ違いコント」なるものを創り出し、コントには定評があったアンジャッシュ。しかしながら、なかなか若手感が抜けず、大ブレイクまでたどり着くことはなかった・・・。その間、児島は、「大島さん?」「児島だよっ!」という新しい芸?を生み出し、プチブレイクを果たした。一方、渡部は、グルメで名をはせ、グルメ本も出版。また、「行列ができる相談所」では、ゲスト俳優の拙い番宣にダメ出しをして、自らの豊富なボキャブラリーと的確な表現、巧みな言葉遣いで、見事な番宣をすることで、多彩な才能をアピールしてきたのであった。

 

そして今回、めでたく交際していた人気女優佐々木希との結婚を発表した渡部。

結婚発表後、渡部は「日曜日もアメトーーク」、児島は「ワイドナショー」へ相次いで出演した。

 

児島は、「大島さんですか?」などの鉄板ネタでいじらないワイドナショーの面々に対して、「おいっ!名前、間違えろよ」とキレ芸の児島も面白かった。ただ、松本人志の「俺が児島だよ」のくだりは全く面白くなく、放送をカットして欲しかった。松本の事故に児島が巻き込まれた形で、児島が可哀そうだった。誰と絡んでも、鉄板ネタでそこそこ面白い児島。ポンコツでアンジャッシュのお荷物にも見えたが、今や、スベリ芸もキレ芸も自分のモノとして、見事な児島ワールドを演出するまでに至った。最近は、ちょこちょことドラマにも進出する児島。彼は、ハンサムではない。しかし、好感の持てる顔であるし、不機嫌な顔は悪役にもなれる顔である。これは、主役級の俳優を引き立てる名バイプレーヤーになる要素ではないか!これからの児島は、活躍の場をひろげ、大成するのかも・・・。どんなに大物になっても「児島だよっ!」これだけは、忘れないで欲しい。

 

そして、相方の渡部である。アメトーークでは、イジられキャラとして登場していた。「甘いもの大好き芸人」のゲストとして出演。各自お気に入りのスィーツをプレゼンし、スタジオで試食するのだが、渡部だけは試食できない。そんなイジられ方だった。アンジャッシュが二人で登場する時は、そういった役どころは、児島の役割だったのだが、今回は渡部がイジられ役に徹していた。グルメ芸人となり、日本全国(特に都内)の美味しい店に精通し、ウンチクを語る渡部。そんなもの知り渡部に敬意を払うどころか、軽くディスる雨上がり決死隊を始めとする、甘いもの大好き芸人。イジられ役の渡部も面白かった。視聴者に新しい一面を見せたのではないか。渡部にしても、すごいハンサムではないが、そこそこの顔立ちであるし、柔和な微笑みを湛えた顔はなかなかの好感度である。主役級の親友役あたりとしては、需要もあるのではないか。

 

以上の事を検証すると、昔のアンジャッシュは、「エンタの神様」にたまに出没する「すれ違いコント」芸人であったが、これからのアンジャッシュは、二人でも、そしてピンでも周囲から愛され、イジられ、各々の活躍の場を広げていくであろう。俳優としても活躍を期待する。渡部は、人気女優佐々木希の夫という肩書きも手に入れた。注目度もアップした。アンジャッシュの二人にさらなる飛躍が期待できる。