久しぶりにエンタの神様2時間スペシャルを見た。最近のバラエティと言えば、世間から批判の対象となっている「ひな壇芸人」しか見ないので、漫才、コント、歌芸どれも新鮮な感じがした。

 

今、飛ぶ鳥を落とす勢いのトレンディエンジェル、斉藤さん。テレビに出た頃は、たかしとのコンビでのハゲ芸が面白いとは思ったものの、結局、ネタはハゲしかないので、斉藤さん、たかしの髪の毛が尽きるように、そのネタも尽きるのが早いであろうと予測していた。しかも、たかしの声が悪声ではないものの、何だか聞きづらいと感じていた。しかし、斉藤さんは、フリートークもイケるし、高校時代、めちゃくちゃ地味で誰とも話をしなかったというネタになる歴史も持っている。母親が若くして他界し、父親と斉藤さんの二人三脚で生活していたというちょっぴり泣けるエピソードも持っている。そして、今回のエンタでは、自作のハゲラップ曲に乗せて、ハゲ自虐ネタをコンビで披露したが、なかなか面白かった。最近、封切られた「sing」という映画で、斉藤さんは吹き替えを担当していたのだが、それが完璧なプロの仕事ぶりだった。斉藤さんの吹き替えだと分かった上で映画を見たのだが、斉藤さんの存在など微塵も感じさせなかった。つまり、映画の登場人物に完璧に憑依していた証拠だ。斉藤さんの今後は、彼のハゲ頭同様、かなり明るいものになりそうだと予想した。これから、声優、歌手、役者など器用にこなす斉藤さんの姿が目に浮かぶ。結婚を考えていた彼女と別れたらしい。ハチャメチャな芸人人生の始まりの予感・・・・しかし、最近の日本の世の中は、スタンダード(そのスタンダードが何なのか分からないのだけど)からはみ出す者を容赦なく叩き潰すから気を付けて、斉藤さん!

 

エンタの中では、改めて、サンドイッチマン、ロッチ、アンジャッシュなどなど、面白かった。ただ、ロッチのネタは、何回も見たことのあるネタだったが・・・。でもそれでも面白いと感じるのは、コントのクオリティが高いからであろう。芸人にとっては、ネタ作りが大変であろうが、こんな番組がもっと増えたら、脳科学者の茂木健一郎にグダグダ言われることも無かったであろう。先日のワイドナショーでは、茂木はゲストとして呼ばれ、松本人志の前で懺悔をしていた。その姿は、クラスの優等生が、クラスの人気者の影でイキった事が人気者にばれ、それをからかわれているようだった。東大やケンブリッジ大学で学び、脳科学者の第一人者として輝かしい実績をあげた人間でも、松本人志には敵わないのか・・・。やはり餅は餅屋。他の領域へと、ひょっこり顔をだすと思い切り殴られるという事を世間は茂木から学ばなければならない。

 

さて、今朝、何年ぶりかにフジテレビ朝の情報番組「とくダネ!」を少し見た。スゴイものを見た。話題が変わる時にセットも変えるのだが、新しい話題について話しているアナウンサーの後ろでスタッフたちが出演者全員に「立って」とゼスチャー入りで指示を出し、演者が戸惑いながら立ち上がり、それまでのセットを片付ける・・・そんな動作がキャメラ(by和田アキ子)を通して、画面で丸見えなのだ。その画面の中で繰り広げられる、本来隠すべき雑多な画面に目が釘付けとなり、画面の手前で、新しい話題について話すアナウンサーの内容がまったく耳に入ってこなかった。これは、わざとなのか?フジテレビは、すべてが末期症状のような気がする。もうオペが手遅れなのか?