いつものアメトークの時間に、ロンドンハーツ深夜版として「20代が選ぶ抱きたい女ランキング」があった。30名の女性タレントの中から14名がスタジオに登場し、7名ずつ有吉率いる「有吉プロダクション」と矢作率いる「矢作舎」の両チームから、一人ずつ選出してどちらの代表が上位かを競う企画であった。確かに深夜でなければ、とても公共の電波で流せる代物ではない。
有吉率いる「有吉プロダクション」の専務としてアンガールズ田中が出演していた。田中は、20代大学生の抱きたい女の嗜好を細かく分析して、それが見事に当たった。例えば、MISONOは、普通に無いし、道端アンジェリカは、童貞が向き合うには敷居が高い。磯山さやかは、優しく受け止めてくれるから童貞目線では上位だ。今まで、「キモかわいい」から「キモイ」という形容詞が田中の代名詞となったが、この番組での田中は「40代童貞」としてのカリスマ的地位を獲得したようだ。政府の統計でも30代、40代でも結構な割合で童貞は存在している。そして、それを公言する人は芸能界を含めあまり存在しない。田中はおそらく素人童貞だと思われるが、モテない童貞が、童貞の心の在り様をテレビで言うのは、非常に健全であり、多くのチェリーたちに勇気を与えるのではないかと思う。これから田中は「プロチェリー」として、高齢の童貞はあたかもキモイものとして見られがちな世の中を啓蒙し、チェリーたちにとって居心地の良い環境を提供すると共に、一方では、公共の電波で、その有り余る性欲からくる妄想を語ることで、アンチ草食男子として、少子化に歯止めをかける一助となって欲しい。
磯山さやかは、グラビアOFFの時期なのだろうか、ぽっちゃりを越えてなんだか普通のおばさんみたいだった。グラビア界では、圧倒的に癒し的な優しい顔立ちなので、年齢が何歳であろうと身体の線の自己管理が出来れば、グラビアとしてまだまだイケると思うのに。そんな磯山は、2位であり、対戦相手の若手グラドルの中村静香(3位)に勝ち、「みんな、私が負けると思ってたんだもん」と大粒の涙を流した。スタイリストが選んだ衣装なのであろうが、ジャンバースカートとソックスにパンプスを履いていた。若い子がすると可愛らしいスタイルだが、太目の磯山がそれをすると、太ったおばさんが体系隠しのためにジャンスカを着て、寒さ対策でソックスを履いているようにしか見えなかった。そんな彼女が「~だもん」と言って、大したことでもないのに泣いて見せた。いやらしさのない磯山に好感を持っていたが、興ざめした。面倒くさい年増女にしか見えなかったからだろうか・・・。
その点、矢口真里は、気持ち良い程ヨゴレ役に徹し、エッジの効いたコメントでMC田村淳から話を振られる度に笑いを取っていた。その姿は、清々しく、高いプロ意識を感じた。一方、矢口の対抗馬として登場したMISONOは、ウルサイだけで、どこに需要があるのかわからない。案の定、最下位だった。
この番組で、一番笑ったのは、矢作チームの専務役として座っていた小木の放った一言だった。「ところで、祥子って何がいいの?」と本人に直接聞いたことだった。