今回のアメトークは、「鉄道芸人」だった。出演者は、中川家の礼二、俳優の六角精児、ななめ45°岡安、代走みつくに、ダーリンハニー吉川、鉄道アイドル木村裕子、よしもと芸人鈴川絢子、ホリプロマネージャー、つまり会社員の南田裕介という面々。
 
お笑い大好きな私だが、上のメンバーで私が知っていたのは、礼二、岡安、みつくにの3人だけだった。岡安とみつくには、名前が表示されたから認識出来たが、そうでなかったら誰か分からなかった。実質、中川家礼二しか知らなかったことになる。しかし、アメトークは、有名芸人が並ぶより、マイナーな芸人がマイナーなことについて語るのが面白い。今回の企画は、面白かった。鉄道に興味ない私でも、しっかり楽しめた番組内容だった。過去回では、「ホテルアイビス芸人」「五反田芸人」など、くだらない内容の方が楽しかった。
 
MCの雨上がり決死隊、宮迫は、くだらない事を熱く語る芸人に対して、「おもろない」「つまらない」「意味分からん」とハッキリと言う。その言葉により、些細な事がおもしろ加工され、番組が成立するのだ。それが宮迫の役割だ。ところが、今回出演した「鉄道アイドル」木村裕子という女性が、誰がどう見てもいたって普通のおばちゃんだったのだ。宮迫は、木村が「アイドル」を名乗っていることにイラっとしたのだろう。始終、単なるツッコみではなく、彼女には厳しい対応だった。収集した珍しい切符を嬉々として見せる木村に対して、冷たい反応を示し、とうとう途中でコレクション紹介をぶった切ったのだ。宮迫は、自覚のないブスに厳しいのだと気付いた。
ダウンタウン浜田は、決して好き嫌いを表に出さない。口は悪いが、心優しい気遣いのゴリラだ。その辺りが、天下を取ったダウンタウンと雨上がりの差なのかも知れない。
 
ダーリンハニー吉川という芸人を初めて見たのだが、しゃべりはかなり達者だった。今、テレビに数多く出演しているが、面白いこと一つも言えない永野なんかより、ずっといい。どんな芸風なのかを知らないが、これからテレビに出る回数が増えてくることを願う。中川家礼二は、大方は静かにしており、他の芸人に話をさせ、要所にのみ話に加わった。作家の台本なのか、本人の意向か分からないが、なかなか好感が持てた。
 
ゲストで出ていた千原ジュニア。結婚してから、急激に普通のブスなオッサンになった印象。髪を短く切ったせいか?話の切れ味だけは、ジャックナイフのままでいて欲しい。