前回に引き続きワイドナショー元旦スペシャルについて書きたい。
誰もこのブログを読んでいなくとも、RGではないが、誰かに言いたい・・・そんな事を書きます。
前回のブログで、ワイドナショー出演者の中で唯一、社会学者の古市憲寿氏について触れなかった。彼は、義理人情、浪花節的な感覚とは対極の感覚を持つ設定で、世の中の出来事について乾いたコメントをする。社会学的な見識のもとになされたコメントはそれなりに説得力を持つ。最近は、自分の立ち位置を踏まえて、あえてKYな発言をしているあざとさも感じていた。
しかし、元旦スペシャルでは、古市氏は、かなり良い仕事をしたと思う。
手相占い芸人の島田秀平が新年の運勢を占う場面でのことだ。
松本人志が、芸能人は良い時ばかりでは長続きしない。悪いことを乗り越えてこそ、長く続くからベッキーも昨年の出来事があって良かったのではとコメントした。それを受けて、名MCの東野が、確かにたけしさんも色々乗り越えて今日があると同調した。その後、東野は続けて、「松本さんもずっと順調にここまできたと思うんですけど」と話を松本に向けると、松本は、「いやいや、そんな事ないよ。良くなかったこともあるし」と答えた。そこで、古市氏の登場である。すぐさま「松本さんの仕事上で、良くなかったのは何なんですか?」と聞いた。
多分、出演者全員、スタッフ全員、視聴者全員、松本の映画の事が頭によぎったであろう。
さぁ、松本は映画と答えるのか・・・緊張が走った。松本の答えは、「そりゃ良いと思ったものが悪かったり、そうでないものが評価されたり・・・」とそんな感じの言葉でお茶を濁していたと思う。私たち、視聴者は、濁ったお茶の中に映画という文字を各人で見つけたに違いない。
それに対して、誰も「映画ですか?」とツッコまなかったのは、悲しい。いや、誰もツッコめないほど、松本の映画はひどいと思う。
松本のファンとしては、二度と映画に手を出して欲しくはない。この気持ちは、松本が多分、初めて出した長編コントドラマ「頭頭(とうず)」を見た時に、感じたものと同じ気持ちだ。松ちゃんは、こちらの分野に手を出してはいけない・・・直観でそう思った。今もそう思っている。
ここは、古市氏がさらなるKYぶりを発揮して、芸人が口に出来ないタブー発言をして、テレビを通して視聴者に見せつけられる芸人ヒエラルキーの気持ち悪さを今年はぶっ飛ばして欲しい。がんばれ、古市!