友と会う
国家試験の勉強しているときは、足立区中央本町図書館でよく勉強していました。

この図書館は学習室が広く、机もビッグサイズだから、やりやすいので。
ある日曜日、学習室で勉強していると、後ろから「リューさん」と声をかけられたので、振り向くと、JBジムで一緒に現役時代を過ごした久保田さんが立っていました。
なぜ、久保田さんも学習室にいたのかというと、柔道整復師の国家試験が3月に控えていたからなんです。
久保田さんは、年齢が自分と1つ違いでJB生え抜きのフェザー級A級ボクサーです。
プロでのキャリアが長かった選手ですが、自分より半年早く引退をして、その後はJBのトレーナーになり、何年かした後にジムを辞め、柔整の勉強をするために専門学校に入りました。
自分と一緒で、働きながら勉強しています。
久保田さんとは何度も何度も一緒に荒川の土手で800mダッシュをしたし、常に並んでサンドバックを叩いていました。(JBは合同練習が主体なので)
自分の現役最後の試合には、サブセコンドについてくれました。
同じ時期に現役やっていた選手の中でも、一緒に飯食いに行く機会が多かったと思います。
一旦、学習室の外でお互いの近況を伝えるなどし、旧交を温めた後、それぞれ、夜の8時まで勉強。
その後、久保田さんが、「下のフリースペースなら、9時まで勉強できますよ。リューさんも行きます?」と誘ってくれたので、一緒に行きました。
久保田さんと初めて会ったのは、まだ綾瀬にJBがあった10年以上前のことでしたが、まさか将来、同じ机で向かい合って勉強するようになるとは思いませんでした。
当時のジムの仲間がその様子を見たら、たぶんウケると思います。
10年前の自分たちに、「君たちは将来、日曜日に同じ図書館で国家試験の勉強しているよ」と言ったとしても、言われた本人達は爆笑するでしょう。「そんなことあるわけねえだろ」って。
人生、10年先のことはわからないものです。
この日、久保田さんとは勉強のこと、ジムのこと、これからのこと、色々なことを短い間に話し、最後は握手して別れました。
あれから3ヶ月経った今日。
私は仕事が午後だけ休みだったので、色々と用事を済ませるために北千住へ行ったのですが、行きつけの文房具屋を出たとき、整復師のユニフォームを着た久保田さんが、「リューさん!」と駆け寄ってきたんです。
あまりにも偶然だったんで、こんなことあるんか、と思いましたが、本当に嬉しかったです。
お互い、様々なことをクリアし、新しい仕事を経ての再会だったからです。
※久保田さんの新しい職場は、北千住なんだそうです。仕事の休憩中、ちょうど商店街へ買い物をしに来ていたところだったそうです。
久保田さんとはお互いの仕事のことなど様々なことを話し、今回も3ヶ月前と同じように、ガッチリ握手して別れました。