水道橋に集結せよ | GOD SAVE THE KNUCKLE!

水道橋に集結せよ

 この前、日本チャンピオンに返り咲いた八王子時代のジムの元同僚が、試合の報告がてら、「ぜひ、今度、食事に行きませんか」と提案してくれたんで、今日、行ってきました。

彼が、1年ぐらい前からずっと、「行きましょう」と言っていたことなんで、やっと、実現させたことになります。
というか、私の腰が重すぎたんだと思いますが。

その予定を立てるに伴い、もう1人くらい八王子時代の仲間を誘いたいな、と思ったので、
「じゃ、○○も誘おう。あいつだったら、たぶん、サンクトペテルブルクやブエノスアイレスからでも、俺たちが呼べば来てくれるよ。良い奴だから」
と私が提案したら、チャンピオンを通じて、その、もう1人の元同僚もちゃんとに来てくれました。
北関東の某所から。
電車に乗って。

場所に関して、チャンピオンから、「リュースケさんに、場所を決めてもらえればと思うんですけど」と言われたんで、「じゃ、水道橋」と即決しておきました。水道橋は、説明するまでもなく、我々、ボクサーの「職場」があるところです。別に、水道橋に特別美味いもの出す店があるわけじゃないけれど、「水道橋」って、どんな場所からでも、ボクサーにとって、遠くに感じないような気がして。(ま、日光からはリアルに遠いだろうけど)

それに、ホールなんて、我々3人にとっては、自分の試合や計量も合わせて、何百回も訪れている場所だから、世界一馴染みのある場所であり、たぶん、目をつぶっても辿りつける。

だから、
「ボクサー、水道橋に集まる」
って、
「梅干し、お粥に入れる」
くらい自然かな、と思って。
うん、わかっている。強引で単純な理屈だ。


ちょくちょく連絡取ったり、たまに会っていた2人だけれど、ああやってゆっくり話すのは、数年ぶりでした。

2人とも、以前より、大きく、強く、タフになっていたけれど、根本的なところが変わっていないな、という印象を受けました。

絶対に大事なところは変わってないんだろうな、と思っていたけれど、やっぱり、そのへんは嬉しかったです。

現チャンピオンの元同僚は、海外で世界戦を2試合やって、ボクシング界の誰もが知っているほどの男なのに、
「八王子の天一(天下一品)にリュースケさんと行った時の事、よく憶えてるんすよー」
とニコニコしながら言っていました。

これ、彼が練習生で、私が4回戦の時の話。14~15年前。

人は、実績を積んだり、有名になったりすると、過去の事を思い出そうとしなかったり、大事にしなかったり、忘れてしまったりするのかなと、凡人の自分は思っていたけれど、あの男は違うみたいで、たぶん、これからもそうなんでしょう。

北関東の某所から来てくれた元同僚は、私より若いのに、私より半年早く引退し、その後は、とにかく働いて働いて、猛烈に勉強をして、人の役に立つ仕事を立派にしながら、再び、学問を学んでいる男です。

つまり、私のような、ならず者とは性質が違う。

しかし、そんな彼は、こんな私に、解剖や検査に関してまとめた直筆のノートをコピーしてプレゼントしてくれました。
私のイメージカラーだからと、黒いファイルを作って、それに綴じて。





徹底的にまとめられている。これは、凄い。ありがとう。
これを使って、二宮金次郎みたいに歩きノートしようかな。

韓国料理食べた後、スタバにいる時、地震があったりしましたが、午後10時頃、解散の時を迎えました。

自転車で来ていた自分は、水道橋駅の改札まで2人を見送ったのですが、最後、握手した後すぐに、それぞれが違う方向に分かれたのが、映画みたいで良かったです。

総武線上り→
総武線下り→
駐輪場→
って具合に。

それにしても、やっぱり、水道橋は良いです。良い場所です。
なんというか、約束の場所っていう感じがして。

また、集まる時も、水道橋にしよう。