ロッキー
というわけで、前回の続きです。
「イタリアの種馬」ことGIOSのクロスバイク、ロッキーが良い形で引き取られることに安堵しました。
これが、今回の自転車買い換えにおいて、一番嬉しかったことです。
また、今回、色々な自転車屋さんを回りましたが、各整備士さんに、
「よくメンテナンスして、大事に乗っていたことがわかります」
「かなりの距離を乗っている割には、キレイですね」
と言ってもらえたことと合わせて、快心の一本勝ちでした。
4年9ヶ月前、自分の学生時代の先輩から、「大事に乗り潰してください」と言われたことを、実現できたんじゃないかと思っています。
最後に、ロッキーの撮影を。
せっかくなんで、一緒に撮影をしました。
※撮影:向かいに住むおじちゃん。
自分で自分のカメラ目線の姿の撮影をするなんて、人生において、特別な理由がないとしないものですが、撮影をしている間、向かいに住んでるおじちゃんが、
「何やってるの?」
と声をかけてきたので、
「自転車とお別れなんで、最後に撮影しているんです」
と言うと、
「一緒に撮ってあげるよ」
と言って、撮影してくれたんです。
ロッキーの写真を撮っている時、撮影役を買って出てくれる人が現れたのは、国立近代美術館工芸館の時以来、2回目だ。(あの写真は、俺の遺影にしてもらいたい)
日本の中高年は、記念撮影に対して優しい。
ロッキーはいつだって、自分の強力な味方でした。
どんな時も、どんな状況でも、常に一緒だった。
本当に頼もしかったし、自分自身の幅を広げてくれた。
特に、出会ったのが、あの震災の直後だったから、その思いは強い。
地面が割れたり、津波にのまれたりするような状況じゃなければ、移動に関しては、どんな時でも切り抜けられると思えた。パンク修理キットと空気入れさえ常に持参していればいけるだろう、と。
思えただけじゃなくて、実際にそうだったんだろう。
横浜にある大学にトレーニングを教えに行っていた時の、往復90km×週3回のタフネスぶりは、記憶に新しい。
ロッキーよ、本当に今までありがとう。

