「イースタン・プロミス」 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

「イースタン・プロミス」

 

ちょっと前に、映画「イースタン・プロミス」を観ました。


「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグが監督、主演ヴィゴ・モーテンセンのコンビなので、これは観ておこうと思いまして。(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」は名作です。鮮やかな作品でした)


ストーリーは、ロンドンのドラッグストアに助けを求めてきた妊娠中の少女がその場で倒れ、病院に搬送される。少女は命を落としたが、赤ん坊は助かった。

出産に立ち会ったナオミ・ワッツ演じる産婦人科医のアンナは、少女が持っていた日記の内容から、赤ん坊の身寄りを訪ねようとするが、その先には、ロンドンの裏社会を牛耳るロシアン・マフィアの存在があった、というもの。


「イースタン・プロミス」は、「人身売買」という意味。


アンナが尋ねたレストランには、オーナーとそのドラ息子がいて、その親子に雇われている運転手ニコライを演じるのが、ヴィゴ・モーテンセンです。


「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の主人公は狂気を孕んだ超人というイメージで、繰り出す格闘シーンがあまりにも鮮やかで乾いていたのに対し、「イースタン・プロミス」のニコライには、哀しさと忍耐を持ち合わせた強者といった印象を受けます。

ニコライはとんでもない強さを持っているんですけど、耐えて耐えて、割に合わないことをやっているように見えるんで、日本人はこういう男が好きかもしれません。

(それにしても、サウナでの格闘シーンは、観ているこちらの痛覚まで刺激される思いがした)


ストーリーの流れ、内容は言うまでもなく素晴らしいので、ぜひ、観ていただきたいです。


また、この「イースタン・プロミス」は、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」同様、

100分ほどで終わるんで、そこのところも素晴らしいです。無駄なところがない映画。




「幻影師アイゼンハイム」も観ました。




19世紀のウィーンが舞台です。

「幻影師」と呼ばれているアイゼンハイム(エドワート・ノートン)は、手品と奇術とイリュージョンを合わせたようなショーをやっている。(かなり大雑把に言うと、Mr.マリックと同じかそれよりも不可思議な感じの天才的なもの)
その噂を聞きつけ、皇太子が観覧に訪れる。


一緒に来た皇太子の婚約者ソフィはなんと、アイゼンハイムの少年時代の恋人(身分の差があったため、引き離されていた)だった。


再会したアイゼンハイムとソフィはメラメラと燃え上がって、くっついてしまう。

それを知った皇太子が怒り狂って、ソフィを殺してしまうのだが、とストーリーです。


うーん、やるねえ、という内容の映画です。観終わった後、ちょっと腹立つくらい。


皇太子の腰巾着みたいな役周りの警部が良いキャラクターでした。

あの役者さん、他の映画でも観てみたいです。


では、また。