循環器系、遅筋繊維 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

循環器系、遅筋繊維

 昨日のリレーマラソンからの続きなんですが、自分と一緒に走ったチームメイトに、高校時代の陸上部で一緒だった友人がいます。


彼は高校時代、1500m走を専門でやっていて、ベストタイムが4分15秒だったんで、けっこうな実力だったと思います。

たぶん、関東(千葉県)じゃなかったら、インターハイ出ててもおかしくないぐらいのタイムなんで。


彼とは中学も同じで、自分と一緒に駅伝大会の代表に選ばれて県大会に出たりもしたんですが、彼は37歳になった今でも、けっこう中長距離が速いんですよ。


陸上競技は高校で辞めてしまったものの、社会人になってからは、市民ランナーとしてちょくちょく大会に出るくらいだったみたいですが、ここ数年のリレーマラソンのタイムを見ると、やっぱり速い。


自分がプロボクサーだった頃や、引退して3~4年の間は、さすがに自分のほうがタイムが良かったですが、ここ数回のリレーマラソンでは、1回のレースの中で、自分よりもちょい速いタイムを出すこともありましたし、今回で言えば、高強度のウェイトばっかりやっていた自分よりも、(1本目以外は)ほとんどの周で速い記録を出していました。


今回のレースのチームMVP(といっても、4人しかいないチームだが)は彼と言っても良いぐらい。(本人は、煙草やめてから、調子良いみたいです)


 実は、そこのところが興味あったんで、文献などを調べ、運動生理学的に考えてみたんですが、どうやら、中学、高校時代に中長距離選手であって、循環器系のトレーニングをやり込んでいた人は、中高年になっても、ある程度の持久的能力を維持できるようです。


大きな理由としては、

・成長期に走り込んでいると、血管や心臓が太く、大きくなっているので、それが歳をとっても、ある程度は維持できているから。(心臓や血管の機能は、他の器官に比べて、衰えが緩やからしいです)

・速筋繊維よりも、遅筋繊維のほうが、加齢による衰えが少ない。

・だから、体質的に遅筋繊維の割合が多い元長距離選手は、歳を取ってから久しぶりに走り始めたとしても、効果が出やすい。


といったところがあるようです。


もちろん、本人の努力や他の要因が大きいとは思いますが、若いころの努力が影響しているというところがけっこう面白いです。


それに比べて、速筋繊維のスプリンタータイプは、トレーニングをし続けないと、衰えが速いんで、身も蓋もないような気がしますが。

瞬発系は、神経との兼ね合いも含めて、長く休んでいる暇ないからなあ。


ちなみに、自分も成長期には、循環器系に強い負荷を加えるトレーニングをしていましたが、どう考えても中長距離に適性がないので、顧問の先生と相談して、高校2年の時に、短距離走に転向しました。

(いや、ほら、あの頃は背が低かったもんだから、中長距離以外にやれることがないと思っていたんですよ)


このことは、いつかの機会にぜひ。


長々とした文、ご静読ありがとうございました。