「ゼイリブ」
けっこう前の話なんですが、映画「ゼイリブ」を観ました。
監督は、「遊星からの物体X」のジョン・カーペンターです。
宿なしの日雇土木作業員である主人公が、流れ着いた街の教会で段ボール箱の中にあるサングラスを見つけた。
そのサングラスをかけて歩くと、街を歩く人々の中にエイリアンが混じっているのが見える。
普段はただの広告などが載っている看板や新聞などを見れば、「考えるな」「従え」「消費しろ」と書かれている。
実は、世の中を動かしている権力(政治、メディア、警察など)はエイリアンに支配されていて、人間たちはそのことに気がつかないまま、生きているのだ。
という話です。
支配者と被支配者に分けられている世の中への、見事なブラックコメディー。
笑いながらも、けっこうムカついてくる映画でした。
自分にとって、世の中で一番頭にくる人間は、「人をコントロールしようとする。または、コントロールできると思っている奴ら」で、
二番目に頭にくるのは、「コントロールされていることになんとなく気がついているけど、諦めている奴ら」
三番目に頭にくるのは、「コントロールされていることに気がつかない奴ら」なので、ただ、笑うだけでは終わらない内容でありました。
登場人物の中の誰かに、自分が重なっているような気もしたので。
やはり、ジョン・カーペンター恐るべし、であります。
