学会
学会に出席するため、池袋にある某大学まで行ってきました。
国立スポーツ科学センターの先生による、競技スポーツリハビリテーションについての特別講演があるというので、これは、ぜひ、参加させていただこうと思って。
・うちの学校の掲示板に要項が貼りだされていたので、この学会を知ったんですが、うちの学校で来たのは、自分だけだったようです。
・講演では、スポーツ競技の最前線で行われているサポート内容が紹介されました。最新の機器を使った、筋グリコーゲン濃度や筋硬度の測定による筋回復評価など。
・エリート育成の現場状況を聞くと、逆に、草の根活動の重要性に思いがいきます。
・メダルをいくつ取ったというのも、けっこうだし、素晴らしいことなんだと思うんですが(ごめん、ちょっとだけ嘘ついた)、やはり、日本のスポーツ界の平均値を上げるほうが、長い目で見たら大事です。
・学校の部活動に、コンビニで「ターザン」読んでる姉ちゃんレベルの知識しかない指導者や、コンディショニングやトレーニングに関して自立できないまま、なんとなく競技を続ける中高生達が多いなんて、カッコ悪いですから。
・とにかく、草の根レベルのフィジカル音痴を治そうと。
日本がオリンピックでメダル取れないことより、そっちのほうが問題です。長い目で見たら。
※幸い、学校にPTやトレーナーを派遣するプロジェクトを推進中とのこと。これは良かった。自分も一枚噛んでみたい。
・あと、お上の案として、「メダルが取れる可能性のある種目を限定して、強化を図る」っていうのがあるみたいなんですけど、なんかそれ、一昔前のどっかの国みたいで嫌ですね。成績が芳しくない競技ほど、サポートすれば良いのに。
・もっと言えば、日本の歴代金メダリストって、独自の路線で強くなってきた人が多いんじゃないでしょうか。
・スポーツの関係者って、何かと、「2020年に向けて」って言うんですよ。
あちらとしては、もう、これを言っておけば、パルプンテレベルで効果があると思ってるのか、よく言いますね。
・「東京オリンピックが決まりました。これからのスポーツ界は、大きく変わります。大きな波がきます。勢いがあります。これは、選手にしても、みなさん(トレーナーなどのサポートスタッフ)にとっても、チャンスなんです」ってね。
・「システムも変わって、ハード面とソフト面(人員)の充実がありますよ」
要するに、お金をかけますよ、ということなんでしょう。
・でもって、「みんなの意識も変わります」と。
・自分が東京オリンピック開催に反対していたから言うわけじゃないんですが(ごめん、実は、根に持ってる)、「オリンピックが決まったから、これから盛り上げていきまーす」っていうところが、逆に、日本がスポーツ先進国ではないことを露わにしていると思います。
・じゃ、オリンピックが東京でやんなかったら、未来のアスリート(←これも、みんなが好きな言葉だ)のサポートは強化しないんですか?と、そういうことですからね。
「お祭りが決まったんで、気合い入ってます。お金使います」じゃ、センスないですね。
・キューバって、オリンピック一度も開催したことないですけど、ずっと、スポーツ先進国ですから。
「いや、政治体制や社会情勢が違うから、一概には言えない」って言われるでしょうけど、キューバみたいな国を見て、自分の尻の軽さを自覚するのも良いかもしれない。
・って、キューバに行ったことないのに、こんなこと言って、恐縮なんですが。
・と、ここまで書いて改めて思いましたが、自分は数年後、オリンピック景気に乗っかって、仕事をする奴にはならないでしょうね。
・話はやや逸れましたが、学会では、けっこう良い話を聞けました。おもしろかったです。ありがとうございました。

