雪のためだと? | GOD SAVE THE KNUCKLE!

雪のためだと?

・本日は、大学でのトレーニング指導。

・雪なので、さすがに電車で行く。

・校舎内に入ろうとすると、扉が開かない。

・「なんだ、こりゃ」と思い、いつもの警備員さんにドア越しから合図を送ると、血相を変えて飛んでくる。

・口の動きで、「なんということだ~」と言いながら駆けてくるのがわかる。

・警備員さんが言うには、「大雪の影響から、大学側の判断で、午前11時の時点で学生の活動を中止させ、校舎を閉鎖したんです」とのこと。

・警備員さんにお礼を言い、大学の事務所へ。

・要するに、私は、「君ら、ちぃーとばかし、舐めとんのと違うか?11時に決めたんなら、そんとき、俺に電話せんとあかんやろ。ワシ、家出たの、11時やし。弁当も買ってもうたわ。この弁当、どないすんねん」といったことを民主的に言いに行ったんです。



・事務所に到着。

・事務所の人間、計4人、私の姿を見て、凍りつく。

・「しまった、トレーナーへの連絡が抜け落ちていた・・・。下手したら、雪景色が赤く染まるかもしれない」と顔に書いている。


・しかし、私は怒らなかった。

・あの立川談志師匠が、「修行とは、矛盾に耐えることである」と言っていたのを、その時、ちょうど思い出したからだ。

・そう、これは、修行なのだ。

・というわけで、あの職員達は、談志師匠に感謝したほうが良い。

・その代わり、私は、わりと長めに滞在して、
「この部屋、暖かいですね」
「この固定電話、カッコ良いですね」
「(私の住む)西新井って、けっこう遠いんですよ」
といったコメントを残し続けた。

・その間、職員は、12
回くらい「本当にすみません」と言っていた。


・ははは、しかしまあ、寒い寒い雪の日に、時間を計算しながら身支度をし、雪を身体中にくっつけ、手足を冷たくしながら(自宅から)2時間かけて職場にたどり着いた時、「実は、本日の仕事は中止でした。そちらに連絡をするのを忘れてました」と言われた時、そう言ってきた相手に激怒する人は、全体の何パーセントくらいかね?

・事務所の職員に、自分が所属する会社の課長に電話をさせ、色々と確認させる。
課長の番号を教えて。

・当たり前だよね。

・俺の携帯から課長に電話して、「課長、今から、事務所の方に代わりますので」って言って、携帯を事務所の職員に手渡すわけにはいかない。

・本来なら、午前11時の時点で、大学の事務所側がやらなければいけなかったことを、改めてやってもらわなければ。

・それにしても、俺への連絡を怠ったことよりも、たかが雪のせいで、大学の閉鎖(部活動の中止)を決定したことに腹が立った。

・例えば、俺の母校の大学では、雪が降ろうが隕石が降ろうが、部活動は中止にならなかった。

・電車が止まれば、歩いてくればいい。歩くのが難しいならば、走ればいい。それが無理ならば、匍匐前進して学校まで来ればいい。
我々は、そういう考え方だった。
屋外競技の部活は、全員、トレーニング場に集合。
さもなくば、校舎内を階段ダッシュだ。

・どうなってるんだ、21世紀の大学体育会は。

・ロシアやノルウェーやスウェーデンの競技者は、雪の影響でトレーニングを中止するか?しないだろ?

・ふざけちゃいかんよ。

・うちの課長と再び、電話で話す。
今回、自分の給料と交通費は、保証されて、ちゃんとに支給されるようです。めでたしめでたし。

・というわけで、仕事の合間に食べようと思っていた弁当を、駅のフードコートで食べています。



・うーん、俺って、健気。

・今から、原宿に出陣します。


※↓画像は、真っ白になった野球場。雪かきが大変ですな。ま、部員が100人はいるんだから、大丈夫でしょう。