「学校Ⅲ」
前回の追記なんですが、「学校Ⅱ」では、コバ先生役の永瀬正敏さんの演技が印象的でした。
問題児の生徒、佑矢に対して激怒するシーンを観た時、人とぶつかるってことは、こういうことなんだと思えたからです。
今回は、「学校Ⅲ」を観ました。
この映画が嫌いになる人って、いるんでしょうか。
とにかく、素晴らしい作品でした。
あの職業訓練校に通う生徒たちと自分自身を重ね合わせられない人は、よっぽど優秀で生活に困ったことがない人か、色々なものに守られているバカか、その両方かでしょう。
作品中では、職業訓練校の卒業式の日、担当だった斎藤先生(寺田農さん)が生徒たち一人一人に卒業証書を片手で渡すシーンがあるんです。
(ちょっと、きつめの冗談を入れながら)
完璧に良い場面を見せたかったら、あそこは両手で丁寧に渡すようにすると思うんですが、あの、担当教官が片手で卒業証書を生徒に渡すっていうのは、現実にありそうで巧いなあ、と思いました。
主人公である小島沙和子(大竹しのぶさん)の息子トミー(黒田勇樹さん)の声でナレーションが流れるのも、最初は違和感があったんです。
設定上、トミーのパーソナリティを考えると、あんなにスラスラと状況説明みたいなこと喋れないんで。
ただ、後半には不思議と、そのことすら気にならなくなりました。
また、個人的には、生徒の金栄洙役を演じた笹野高史さんが好きです。
笹野さんは、「学校」シリーズ全てに出演されているのですね。
次は、「学校Ⅳ」を観たいと思います。
