世界戦観戦
2階に上がると、久保田トレーナーが、「リューさん、メキシコでやってた世界戦(の中継)観ました?すげー、おもしろい試合でしたよ。良かったら(録画したものを)つけとくんで、観てください」と言ってくれたので、練習終わりに観させてもらいました。
本日、三浦選手のS・フェザー級タイトルマッチ防衛戦がWOWOWにて、日本時間11時から放送されていたのです。試合が行われたのは、挑戦者の地元メキシコはカンクン。
三浦選手、見事としか言いようがない戦いぶりでした。ボクシングの素晴らしさの全てが詰まったような試合。
久保田トレーナーがああやって薦めてくれたのも、頷ける。
8R、挑戦者トンプソンの右はさすがでした。ダウンを取った右の、もうひとつ前の右で効かせていたのか。
しかし、その8R以外はほぼ、三浦選手が攻勢をかけてました。
三浦選手、公式記録では2回ダウンを取ってますが、あれ、日本で試合してたら、スタンディングダウンだけであと5回はダウン取ってるぐらいでしょう。
かなり、効かせていた。
トンプソン、嫌倒れしているのに、レフェリーはもう、「ハイハイ、スリップよ」だもんなー。
トンプソンったら、何度もグローブのテーピング直してもらうし。
その間に休憩です。ていうか、テープ、取れてなかったじゃん。
そんなにぺリぺリ剥がれるテープだとしたら、そのテープを販売している会社は倒産だぞ。
試合終了後の採点を聞いていて、さすがに呆れた。1ポイント差や2ポイント差のジャッジがいるんだもん。
「いまさら、青臭いこと言うな」って言われそうですけど、ボクシングほど、裁定にキナ臭さが残る競技はなかなかないですね。
あの、あからさま過ぎる感じは、全競技でNO.1ではないのか。
今どき、サッカーの世界でも、あそこまでホームタウンデジションが露骨に表れないんじゃないかな。(経緯はともかく、監視力が強くなってきたから)
ボクシング界のレフェリングやジャッジの滅茶苦茶ぶりに匹敵するのは、ハンドボールの中東の笛ぐらいか?
それにしても、昨今の日本ボクシング界、日本人選手が海外で世界戦に挑むという形が増えてきたのが痛快です。
挑戦者としてだけではなく、今回の三浦選手のように、王者として防衛戦を行うこともある。(しかも、アウェーでのハンディを跳ね返すだけの圧倒的な実力を持った選手が)
一昔前では、考えられなかったこと。
こうなってきた経緯は複雑だろうし、単純に評価するべきではないのだろうけれど、今はなんだかんだで、アウェーで切実に戦う日本人選手の姿を観ることができる。
これは、貴重なことだと思います。