自転車通勤2
二部に分けて書くのは、別に、「急展開を迎えた」だとか、「ドラマ性があったから」だとか、そういうことではないです。
昨夜、力尽きて寝ただけであります。
申し訳ないです。
・渋谷駅周辺に入った時、もしかしたら、ここは日本で一番みっともない場所なのではないかと思えた。
・「シブヤはまるで肉の海だ」という詞の一節があったけれど、まさしく、言い得て妙だ。
・246号を通り、三軒茶屋へ。
渋谷を抜けたから、意外と走りやすい。
渋谷を抜ければ、どんな場所でも走りやすいのかもしれないが。
・三軒茶屋に到着。
ここで、一区切り。
たぶん、このまま246号を真っすぐ行けば、大学の最寄り駅近辺には行くはず。
・ただ、その最寄り駅は、246号を走るどこかで横に入らなくてはいけないようだ。(地図を見ると、そんな感じ)
その道順を聞きたいので、不本意ながら、交番で聞くことに。
自分は、昔から個人的に警察組織とはそりが合わない。
・道を聞いても、交番のお兄ちゃんはよくわからないという。
まあ、いい。期待をしていなければ、失望もない。俺はいつも、警察には期待をしていない。
しかし、失望すらされない人間は悲しいな。
・とりあえず、246号をひた走る。
・三軒茶屋を過ぎたあたりからは、気をつける必要があったし、若干、ハードな部分もあった。
246号沿いと言っても、自転車が乗りあげられない部分もあるから、下道を通らねばならない。スムーズにはいかない。アップダウンも多い。
・途中、溝の口あたりで再び、警察官お兄さんをつかまえて、詳しい道を聞く。
さっきのお兄さんよりは詳しいけれど、「246号を真っすぐ行けば、着きます」と言う。
本当か、おい。
たしかに、方向的には間違ってないけれど、どっかで、横に逸れるはずだろ。
・まあ、いい。
理解して信じたふりをして行こう。
これは、35年間、嘘を聞かされ続けた人間のテクニックだ。
・宮前平や鷺沼あたりで、通行人の方4人くらいに道を聞く。
4人とも、それぞれ、少しずつ違うことを言う。
だから、4人の言うことを総合して、このへんだろうというルートを行く。
・それにしても、日本人は親切だ。
見ず知らずの自転車に乗った人相悪い男が急に道を聞いてきても、みんながみんな、親切に教えてくれる。
ちょっと、自信がなければ、「ごめんなさい」と言って、一礼してから去ったりもする。
これが、外国人相手だったら、さらに親切になるのだろう。
・ここが、日本人の底力だと思う。
・自分が道を聞いた二人の警察官も、なんだかんだで、人の目を見て話すし、敬語は使うし、基本的には礼儀は正しかった。(そうじゃない奴も多いが)
・だからって、この国でオリンピックを開いちゃいかんけど。
・「このへんだろうか?」「ちょっと迷ったら、どうしようか」と、やや、焦ったけれど、最後の最後、確認のために道を聞いたサラリーマン風お兄さんのアシストもあり、無事に着きました。時間のロスもなし。
パチパチパチ。
みなさん、ありがとうございました。
・途中でコーヒーやスポーツ飲料を飲んだりしながら、かなりゆっくり行ったので、約3時間かかりました。総距離35キロ。
・信号待ちの多さや、池袋、新宿、渋谷での人の多さを考えたら、こんなもんだと思う。
たぶん、慣れてきたら、2時間くらいで行ける。
・大学に入ってから浴びたシャワーが気持ちよかった。
・大学トレーニングルームでは、野球部と一緒にスクワット、デッドリフトを行う。
・各学校の部活動を全て見たわけではないですが、よっぽどのレベルでやっていて、なおかつ意識の高い学生でない限り、だいたいはスクワットのしゃがみが浅いです。(今まで、どこで、誰に教わってきたんだ?)
・自分の大学時代、アメフト部内では、そういう、しゃがみの浅いスクワットを、「ヤクルトスクワット」って呼んでいました。
ヤクルトの容器くらいの幅しかしゃがまないから。
まあ、ヤクルトの容器は言い過ぎだとしても、500mlのペットボトルの幅くらいしか、しゃがまない学生が多い。
・大きなプレートをつけて見栄えを良くし、それだけでうっとりしている。
・ベンチプレスはバーを胸までつけないし、デッドリフトも「ヤクルト」だ。
・でも、そこで、「君ら、それ、あかんがな。中途半端にやったって、意味あらへんで。もっと、ガーッと下げて、グワッと上げなあ、大臀筋やハムストリングスには効かん」みたいなことを言っても、学生はその通りにはしない。
・だから、自分は、「俺も一緒にやる」と言って、自分自身もスクワットをするようにしてます。
暗に、「こんなおっさんがやるんやから、君らも、やるんやで」という意味を込めて。
・こちらが無言で、学生が扱っている重量よりも重くしたバーベルを担ぎ、フルスクワット(大腿部を床と平行よりも深く曲げる)を行う。
その様子を見た学生たちは、「あ、俺が今までやってたのって、けっこう恥ずかしいのかもしれない」と感じ、そこで初めて、3cmくらいは深くしゃがむようになる。
・そして、自然に重量を落とし、フルスクワットの形に近づいていく。
・と、カッコつけて書いたけれど、往復70キロ自転車で走るのに、スクワットやって、大丈夫なんかな?と思う。けっこう、追いこんでやったし。
・それにしても、野球部は素晴らしい。
トレーニングを終わらせ、トレーニングルームを出て行く時、こちらがルーム内のどこにいたとしても、わざわざ、2m手前まで来て、「気をつけ」の姿勢から深々とお辞儀をし、お礼を言ってから帰る。
強い部活は、だいたい、そうだ。
・サッ○ー部だったら、絶対に、こうはいかない。
3秒に一度くらいの頻度で前髪いじっている奴が、ろくに道具も片づけないで帰るからな。
それに、彼らは、ダンベルよりもスマフォを持っている時間のほうが長い。
・帰りは、下り坂が多かったので、まあまあ、楽だったけれど、三軒茶屋から渋谷にかけて、歩道(わりと広いのだが)に人が多過ぎるから、通りにくいことこの上なかった。(車道は、タクシーが並んでるんで、通りにくいし)
・自転車好きのドイツ人あたりが見たら、びっくりするだろう。
・渋谷駅周辺は酷い。今度、行く時は、渋谷駅を迂回するルートを探さなくては。
・明治通りを走る途中、トルコ大使館が見えた。健闘を祈りました。
新宿あたりからは、快適。自動車の通りが少ない。
・結局、往復70キロ走って、一番、良い場所は、足立区と荒川区を結ぶ、小台橋でした。
・帰りも、3時間かかりました。渋谷のせいだ、バカヤロー。
・しかし、一定の達成感が。
家に着いてから飲んだコーヒーが旨かった。






