「グラン・ブルー」
リュック・ベッソン監督作、
「グラン・ブルー」を15年ぶりに観ました。
以前、「リュック・ベッソンはレオン以外、良い映画を作ってないんじゃないだろうか」みたいなことを書く。
↓
「名作、グラン・ブルーを忘れてますよ」というコメントをもらう。
↓
「あ、そうか。グラン・ブルーを忘れていた」と気づく。
↓
「こりゃあ、リュック・ベッソンには悪いことをしたなあ」と思う。
という流れから、せっかくだから、DVDを買ってきて観直そうとなったのです。
完全版なので長かったですが、改めて観て、やはり名作だと唸りました。
自分は、ジャン・マルク・バールが演じた主人公ジャック・マイヨールよりも、ジャン・レノ
が演じたエンゾ・モリナーリの方が、ひとりの男として印象に残りました。
強烈な矜持と、明るさや豪快さに隠されたライバルへの恐怖心、競技会に臨む時の狂気にも似た執念。
強さと危うさが入り混じったような男。
日本のある登山家が、「イタリアやスペインの登山隊は天候が悪くなると、「もうダメだ。また来年!チャオ!」とか言って、帰っちゃう。でも、日本や韓国の登山隊は、決死のアタックをかけて、遭難しちゃう。ヨーロッパの人は何が成功で何が失敗なのか、よくわかっている」と語っていたことがあったのですが、そう考えるとモリナーリは特殊な男なのだと思います。
「ナニ人なのに」って言うのはナンセンスなのだろうし、それが良いか悪いかはわからないけれど、とにかく、命をかけられる男っていうのは限られている。
細かい事を。
作中に日本人の潜水チームが出てくるんですけど、それがまた、えらく滑稽な感じなんです。
作り手側の差別心が丸出しで。
どう見ても、いらない場面だし。
リュック・ベッソンは「TAXY」の時も、おかしな日本人を登場させて小馬鹿にしていたので、いけ好かない野郎です。
(奴は、なんかのインタビューで、「サッカーはくだらない」だとかぬかしやがったし)
でも、なんだかんだで、奴の映画は観ちゃうんだよなあ。
そして、次回は多分、「フィフス・エレメント」を観ちゃうんだよなあ。ちくしょう。
