職人健在
先日、たまたま、北千住のマルイに入っているハンズに行ってみたら、自分が自転車を買ったお店がいつもの場所になかった。
なんだか知らんが、ゴルフ売り場になっている。
なんということだ。あのお店は自分の自転車にとって、「キン肉マン」におけるドクターボンベ のような存在だったのに。これから、修理はどうすればいいのだ。
頭を抱え、途方に暮れ、やや冷たい汗が出始めた自分の前に、いつも修理をしてくださる自転車コーナーのスタッフさんが通りかかる。
おお、これは、ということで、「あ!あの、いつも修理でお世話になっているものですが・・・」と声をかけると、スタッフの男性は、微かな笑顔と共に、「ああ、いつもお世話になってます」と対応してくださいました。
スタッフさんから、自転車コーナーは場所を移して(規模は小さくなっているものの)存続していること、そして、修理の依頼は今まで通りに受けることなどを説明され、安心しました。
35歳にもなって、こんなにホッとすることがあるんだな、と思うぐらい、ホッとしました。
そんな風に安心した矢先、自転車にやや異常が。漕ぐたびに、ギシギシと異音がし始め、また、前輪のスポークが一本、外れた。
すぐに、ハンズ北千住店さんへ連絡。
マルイ裏の搬入口に出向き、状況を説明。修理を依頼。
自転車は入院。
そして、今日、修理が終わった自転車を受け取りに、北千住へ。
今回も、自転車は見事に復調。
というか、腕にバファローマンのロングホーンを埋め込まれた後のキン肉マンのように、パワーアップした感じ。
異音も一切、しない。滑らかだ。
今回も、ハンズスタッフさんの仕事ぶりには、脱帽でした。
「脱帽」というのは、読んで字のごとくで、実際に自分は自転車を受け取る時、被っていた帽子を脱ぎました。
そのぐらい、素晴らしい仕事ぶり。
ハンズ自転車コーナースタッフさんの仕事は、自分にとって、ひとつの理想形です。
腕が良い、というのはもちろんのこと、修理に持ち込んだ自転車の状況説明や修理完了後の解説が的確でわかりやすく、無駄な部分がない。
そして、愛想笑いなどはほとんどない(←ここが、素晴らしい)けれど、仕事そのものに対する誠実さや几帳面さが伝わってくるので、とても信頼ができる。
こういう人たちは、貴重な存在だ。
※更に言うと、スタッフさんは、自分のようなド素人からの質問に対しても、懇切丁寧に答えてくれるから、ありがたい。
客商売なんだから当たり前でしょう、と思うかも知れませんが、これは、なかなか、できることではないでしょう。
北千住のa○ショップの女店員や、新宿、原宿オッシュ○ンズの店員達のクソ舐めくさった態度を見るにつけ、そういう思いは深くなります。
仕事をして生きていく上で、あの自転車コーナーのスタッフさんのように、「誰かに必要とされる」というのは、非常に重要なことなのだと思います。
いつか自分も、誰かに必要とされる人間になりたいです。