アウトレイジ的格闘技観戦のススメ
「クリスマスだとか言って、浮かれてんじゃねえタコ助どもが。トナカイ食っちまうぞ、バカやろー」
そんなことを考えながら、24日の昼、私は、スーツ姿で表参道を歩いていました。
行先は、代々木第二体育館。目的は、格闘技(MMA)観戦。
16時に、ここで、スーツ姿のえすぎ氏と待ち合わせする予定だったのです。
事の経緯は、以下の通り。
・11月末、黒船で一緒に練習していた大沢さん から、「試合 が決まった」との連絡がきました。
・おお、大沢さんの復帰戦。
しかも、大怪我による長期ブランク後にも関わらず、相手は元修斗王者という大一番。(長期ブランク後に、強豪との対戦オファーを受けるところが、大沢さんらしくて、カッコいいな、と思った)
・これは、当日、現地に行かなくては。
大沢さんには、自分の試合の応援にホールまで来てもらっていたし、練習などでは、本当に世話になっていた。
(しかも、あれだけ一緒に練習したにも関わらず、私は、大沢さんの試合を生で観たことがない)
・行かない理由など、どこにもない。
私は、すぐに応援に行く旨を返信し、チケットの手配もお願いしました。
・その後、私は、観戦のオファーをえすぎ氏に打診。
氏はスケジュールを調整し、オファーの数日後には、参戦を表明してくれた。
・決戦の前日、私はメールで、(集合時間と場所を)えすぎ氏に連絡。
えすぎ氏からの返信には、「了解しました。私は、アウトレイジスーツで行きます」と書かれていた。
・このタイミングだ。
私は、そう直感した。
・私も、スーツ着用で、代々木第二体育館へ行くことを決定。
・あのノンフィクション作家、故・佐瀬稔さんは、スポーツ現場の取材時には、グラウンドに降りる時などでも、スーツ姿を決して崩そうとはしなかったそうです。
・佐瀬さんが、野茂英雄のメジャーリーグデビュー戦を取材、観戦した時には、ジーパン姿の取材陣に対し、怒りを露わに一喝した、という逸話を聞いたことがあります。
「キミたちはそれでもプロの見物人か!?」
「野茂英雄に、メジャーリーグに失礼だ!」と。
・というわけで、今回、えすぎ氏と共に、スーツ着用で格闘技観戦。
・スーツの効用は、絶大でした。
正装をして、試合会場に向かうだけで、心身ともに引き締まる思いがしたし、
会場内の厳粛で張り詰めた空気を、敏感に感じた。普段の自分とは違う。
・これは、素晴らしい。スーツ着用での格闘技観戦は、習慣になりそうです。みなさんも、ぜひ、やってみてください。
・ちなみに、代々木第二体育館前に登場したえすぎ氏は、私が今までの人生で出会った人物の中で、ベスト5に入るくらい、怖かった。
・観戦、試合内容について。
この日は、リングではなく、金網ルール。
・金網ルールでの観戦は、私自身初でした。
金網と言うと、どうしても、「ラーメンマンvsウォーズマン」を思い出してしまう。
・我々にとてのメインイベントは、第2試合。
大沢さん、復帰戦を見事、判定勝利!
まさに、名勝負でした。
・1階級上の実力者を相手に、あれだけの試合をしてしまうとは!
まさに、「知と熱」の勝利だった。
・攻略したことも見事だけれど、特筆すべきは、熱の部分。
3R目のラッシュ。
あれだけ、気持ちの入ったラッシュは、私の長い観戦歴の中でも、数えるほどしかありません。(もちろん、知がないと、熱は出せないし、熱があるからこそ、知の部分を生かせるのだが。とにかく、見事だった)
・試合後、大沢さんが客席まで来てくれました。
・大沢さんは、がっちり、自分と握手した時、「キツかったあああ」と、実感を込めて言ってました。
あの、相手の凶器の右を耐え忍んで掴んだ勝利だからこその、第一声だったのでしょう。
・大沢さんからは、すごくホッとした、嬉しそうな様子と共に、非常に消耗した感じも受けました。
もう、こちらのスーツ姿に突っ込みをいれないほど。
・自分は、大怪我をしたばかりで、松葉杖を使わないと歩けなかった大沢さんと、水道橋の王将から歩いて帰った時のことを思い出して、胸が熱くなりました。
・大沢さんと、えすぎ氏も、がっちり握手。もちろん、ふたりは初対面。
・大沢さんと、↓こんなに怖いえすぎ氏が、笑顔で握手をしている姿が非常にシュールだったし、こんな日がくるとは思いもしなかった。(笑)
・帰りは、大混雑。なんとか、原宿の中華料理屋に辿り着く。(もう、腹が減ったから、なんでもいいや、と思って)
・注文した定食についてきたラーメンは、たぶん、ラーメン偏差値43くらいの味だったと思うけれど、色々と充実した日となったので、美味く感じた。
・この日も、嬉しいことが多い日だった。
・えすぎ氏も、喜んでくれたようで、良かった。
・スーツでの格闘技観戦、みなさんもやってみてください。
・それでは、みなさん、良いクリスマスを。
・えすぎ氏と私から、心を込めて。
メリーアウトレイジ!







