「ケープフィアー」
先日の田端遠征の後、北千住に寄り、「ロッキー3」と、映画評論家、えすぎ氏ご推薦の映画、「ケープフィアー」を購入。
今月、5日のボクシング観戦の前には、この、「ケープフィアー」を観ました。
監督・マーティン・スコセッシ
主演・ロバート・デ・ニーロ
ストーリーは、婦女暴行の罪で実刑を受け、刑務所にぶち込まれていたマックス・ケイディ(デ・ニーロ)が刑期を終え、出所。
マックスは、裁判時に自分を庇ってくれなかった公選弁護士とその家族に復讐していく、というもの。
当時の公選弁護士、サム・ボーデンは、依頼人であるマックスがあえて不利になるように、重要な事実を隠蔽していた。
マックスは、最悪な部類の人間なわけですが、私は困ったことに、ああいう男を嫌いになれません。
この映画を観ている最中、ずっと、「マックス、行け。もっと行け」と、思い続けていましたから。
(もっとも、あの、追い詰められる弁護士みたいな人種が大嫌いだから、というのもあるのですが)
マックスが、弁護士と直に対面し、話している最中、ガハガハ笑いながら相手を軽くあしらうシーンがあるんですけど、そこのところが、非常に印象に残っています。
刑務所に入ってから読み書きを覚えた男が、喋りのプロである弁護士をたじろがせ、苛立たせ、追い詰める。
あの場面は、マックスの知性と恐ろしさを、じわりと感じさせるものでした。
(あそこでのマックスの喋り、センスあったなあ)
ちなみに自分は、「刑務所の中で本を読み漁り、知識と思考という武器を身につけていた」みたいな設定が大好きです。
復讐鬼・マックスのキャラが、あまりにも魅力的だったので、最後のほうは、もう、楽しんでしまいました。
「あはは。マックス、なんか、沈んでる!(笑)」みたいな。
というわけで、「ケープフィアー」、凄く良かったです。
(なんか、デ・ニーロが女装してたし)
スコセッシ作品には、まだまだ、未見の名作があるんだなあ。
