映画鑑賞前後 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

映画鑑賞前後

現在、パソコンが使いづらい状況なので更新が滞っているのですが、下書きしておいた記事があったことを思い出したので、こちらを携帯からアップします。

「赤い季節」を観に行った前後のことを。


すみません、長いです。飛ばして読んでください。




・先週末は、風邪をひいておりました。熱は、38度。

・前にも書きましたが、私は、「風邪をひいているけども、無理して仕事に行く」というスタンスと、「風邪をひいたくらいで、すぐに仕事を休む」というスタンスの両方が嫌いでして、自分自身を困った奴だと思っています。


・だからこそ、まいった。オレの今の立ち位置はカッコ悪いぞ、と。


・一晩寝たら治ったので、それからすぐ、家の掃除と洗濯などを行いました。

・私は、忙しい時、体調が悪い時、頭にくることが多い時(これは、いつもだが)、どんな状況でも、掃除、洗濯、事務的な煩わしい用件などに関しては、しっかりやっておく、というノルマを自分自身に課しているので、それを、なんとかこなせると、自信になります。

・取り柄のまったくない私は、今も昔も、自分自身に自信が持てる項目は、このことぐらいです。

こういう身の回りのことをやっておくと、心が整えられて、あらゆることに集中ができる。(ような気がする)


・ずいぶん前に読んだ、あるゲリラの教典にも、「いつも、清潔にしろ。清潔にしていないと、戦う気が失せる」と書かれていた。


・ただ、私は、ゲリラ戦はしないのですが。


・あと、もし、身の回りのことがしっかりできていなかったとしても、「それはそれで、別にいい」という心も持たなければいけない。




・前にも書きましたが、私は「年がら年中、身体の具合が悪い」人間のことが大嫌いです。


・この前なんか、「体調が悪い」と言って、不貞腐れた態度の若者がいたので、聞いてみたら、「気圧の変化によって、体調が左右される」などとぬかしやがった。


・もう、言った者勝ちだ。


・死ね、このヤロー。

・病弱でないのに、すぐに体調が悪くなる奴には、税金を多く払わせたほうがいい。

・「身体の具合が悪い」というのは、その人間に特権意識を与えてしまう場合があるから。
「身体の具合が悪いんだから、しょうがないですよね。僕、可哀相ですよね」っていうやつだ。

・だから、世の中には、「そんなにいつも、すぐに身体の具合が悪くなる奴というのは、問題だぞ」という意見がなくてはいけない。


・根本的に、「すぐに体調が悪くなる」というのは、「能力が低い」というカテゴリーに入るのだ、と明言しておいたほうが良いのだよ。


・だからと言って、私は、「健康に気をつける」ような奴が嫌いだったりもする。本当に困った奴だ。



・熱が下がった月曜日は、歯医者に行った後、友人のエージェントアフロ氏と西新井で待ち合わせ、CDの受け渡しなどを。油そばを食した後、コーヒーを飲みながら、しばし、会談。



・アフロ氏は、素晴らしい感性と観察眼を持っている。


・過去の例を挙げれば、私がプールで仕事をしていた時のこと。

仕事での動きが緩慢、というか、とにかく遅い女子学生のスタッフがいた。


・いつか、その娘の水着が、「スピード」だということに気がついた。


・実は、私はこの時、「おい、この動きが牛歩のごとき娘の水着が、スピードだぜ。この質の高いアメリカンジョークはなんだ?ていうか、なんで、みんな、このことについて、突っ込まないんだ?これは、切りだしていいことなのか?」という小さな思いを抱きながら、数日間、悶々としていた。


・その事がほとんど、頭から薄れていたある日、同僚だったアフロ氏が我々の前で、「〇ー〇〇(←その子のあだ名)の水着、スピードなんですよね」と、サラッと言ってくれた。


・その言葉を聞いた時の私は、青空の下、大草原のど真ん中で深呼吸をするかのような、爽快な気分を味わった。


・彼は、私より先に、その事実に気がついていたようだ。


・私と同じような視点、いや、私よりも鋭い視点を持った青年が、身近にいる。あの時の感激は、忘れられない。


・私が、20代前半の時、あんなに鋭い視点と思考を獲得できていただろうか?いや、できていなかった。



・アフロ氏との会談後は、ドラッグストアで、生活用品の買い出し(3か月に一度、まとめ買いの儀式をする)の後、ボクシングジムへ。

なんだか、この日の休日は、全てが滑らかな流れの中で過ごせたので、良い気分だった。



・一度、自宅に到着。身支度をして、夜の8時に新宿の映画館へ出立。


・夜の8時に、新宿の映画館へ向かう、というのが、新鮮だった。

よく考えたら、もうプロボクサーではない私は、そういう生活をしても大丈夫な状態なのだ。(よく考えなくてもわかるが)


・私は現役時代、「オレって、現役を引退したら、身体のことを一切、気にかけずに、夜遅くまで色々なところをブラブラして、ラーメンだのを好きなだけ食って、適当な時間に帰ってきたりするのかな」などと考えていたのですが、やはり、貧乏症なのか小心者なのか、あまり、基本線から逸脱した生活をしていません。


・だから、夜中の新宿遠征は、余計に新鮮だった。


・私は、嫌いな街ベスト3が、秋葉原、池袋、渋谷で、その次が新宿なのですが、それでも、嫌な気分がしないくらい。



・「赤い季節」鑑賞前は、「富士そば」のカウンターで、オフィス帰りの疲れたお姉ちゃんと、これからお店に出勤のお姉ちゃんの間に挟まれるような形で、肉そばを食した。これも、新鮮。


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・入った映画館は、コンパクトで良い雰囲気だった。映画が好きな人しか集まらない映画館、といった感じ。

物販販売コーナーも充実していた。スタッフのみなさんも、親切。


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・私は、映画館の物販コーナーに立ち寄るのが、好きです。



・「赤い季節」の公式本を購入。


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・チバ×イマイ×中村達也の対談では、映画「グラン・トリノ」について、語られていて、それを読んだ時、心が大きく動きました。


・私も、「グラン・トリノ」を観て、気持ちが痛くなったからです。

ただ、あの痛さは、無くならなくてもいいと思う。あの痛さは、持ち続けなければいけない。




・良い日だった。

また、夜中に映画を観に行こう。