ピッチャーズバイブル
私が働くトレーニングジムの休憩室の本棚に、あの有名な、「ノーラン・ライアン ピッチャーズ・バイブル」が置いてありました。
ノーヒット・ノーランを7回達成したメジャー史上最高の剛速球投手、ノーラン・ライアンのトレーニングが紹介された本で、ライアン本人が執筆しています。(たしか、30年以上前に出されたものではなかったかと思います)
この本は、非常に基本的でシンプルかつ、効果的なトレーニング内容をわかりやすく紹介している名著なので、野球関係者の間では、その名の通り、バイブルみたいな存在かもしれません。
この本がきっかけでフィジカルトレーニングを始めた野球選手や、フィジカルトレーナーを目指した人などは多いと思います。
かくいう私も、野球をやっていたわけではないくせに、高校時代に読みました。
そういえば、ダルビッシュ投手への交渉権を入札で獲得したのは、そのノーラン・ライアンが球団社長を務めるテキサス・レンジャーズになったようです。
入札で交渉権を獲るのは、トロントかテキサスかといった時に、トロントに行くより、ライアン社長のいるテキサスに行ったほうが、色々な部分(説明すると長くなりそうなので、省略。ま、ドシロウトの意見ですから)で良いような気がしたのですが、その通りになりました。
(繰り返しますが、私のようなドシロウトが言って、トロントの人達などには申し訳ない)
最近の日本人選手は、メジャーのチームと契約面で交渉する時、内容に渋ったりするらしいです。
もちろん、プロなんだから、自分自身の評価の基準である金銭面にこだわるのは当然だと思うし、何より、報酬として総年俸の3%が受け取れるという代理人がゴネたりする例がほとんどだと思います。
だだ、日本で億の単位の年俸をもらっていながら、年俸980万円の条件でアメリカの地に乗り込んだ野茂英雄の決断を思い出すと、なんだか、今の日本人選手を見ていて、シラけてしまうのは事実です。
95年、野茂選手がドジャースタジアムで登板した時、場内放送で、「ノモは日本で得た地位や報酬を捨てて、メジャーにやってきた」とアナウンスされ、それを聞いた観客が一斉にスタンディングオベーションを贈ったことがあったのですが、あの時の感動を思い出すと、なんだか、隔世の感があるな、と思います。
それだけ、ボーダレスになった、ということなのかもしれないですが。
それにしても、「好きな先輩のいる球団にしか行きませんから」なんて言っちゃう選手は論外ですな。
