災害
こんな非常事態に、私のブログなどをご覧になる方は、ほとんどいらっしゃらないとは思いますが、みなさん、ご無事でしょうか?
とても心配です。
・私は、今日、トレーニングジムで朝8時半から夜の10時まで仕事の予定でした。
・トレーナーである21歳の女の子と一緒に勤務している午後3時ちょっと前、地震発生。
・これは、大きい、と感じて2秒くらい経った時点で、木更津にいる母のことが頭をよぎりました。うちの母は、リウマチで手足が不自由なので。もし、何かあったら、ということが、頭の中の95%ぐらいを占める。
・残りの5%の頭を使って、21歳の女の子トレーナーと協力し、利用者をエアロバイクなどから降ろし、パワーラックやベンチプレス台から離れさせ、2度目の揺れで、外に避難させました。
建物を出ると、少し離れたところに、煙が上がっている。
・トレーニングジム内は、掛け時計が落下しただけ。
・99%、繋がらない、とわかっていても、実家に電話をしました。やはり、繋がらない。携帯からネットは繋がるのを確認したので、とりあえず、母のPCと携帯の両方にメールを打ちました。
・その後、スタッフと打ち合わせ。利用者を全員帰らせたので、当然、営業停止。
・他のスタッフは、交通網のマヒから、帰宅ができないので現場に残りましたが、私は、原付バイクだったので、一路、足立区へ。
みんなに対して、申し訳ない気持ちになりながら。
この時、午後5時前。
・明治通りは、とんでもない交通量。大渋滞。
でも、そこは、やはり、原付バイク。こういう非常時には、自転車と原付バイクの機動力がとてつもない威力を発揮する。
車の合間を抜けながらのクネクネ運転に、全神経を集中させる。我ながら、巧い。
・順調に進むも、京成曳舟駅の踏切で電車が停止したため、踏切封鎖。よって、明治通りも、警察が封鎖。
・三つ目通りを使って、迂回。墨堤通りに入る。
・墨堤通りはいつもの200倍くらいの交通量。大渋滞。
左車線をそろそろと走りながら、停車中の車を避けるために、車線変更をしようとすると、嫌がらせで道を塞いでくる車が。(実は、バイクに対して、こういう態度をとる奴は多い)
危ねえな、と、こちらがチラッと見ると、ドライバーが窓を開けてきて、恫喝してくる。
・なんという愚かな人間なのだろう。
こういうときに、人間の真価が試されるのだ。
クソみたいな人間を見た。
・俺が、素人に手を出す人間じゃなくて、本当に良かったと思う。というか、そういうクソにかまっている暇はない。当り前のことだが。颯爽と帰路へ。
・それにしても、あの明治通りから墨堤通りにかけての光景は、映画みたいだった。
歩道には、人が溢れかえっている。あれだけ、多くの人が列を作って歩いている様子は異常だったし、人間の様々な感情が空気を揺らしているようだった。
・もし、母の安否が確認できなかったら、原付バイクで木更津まで行こう、と、本気で考えていました。
しかし、市原の石油タンク爆発の映像(悪夢のような映像だった)をテレビで見て、これは、京葉道路は駄目だと思い、別ルートで行こう、と、江東区にいる時点で、考えを改めていました。
・もうひとつの職場である千住の職場に寄って、パソコンを借り、経路検索をさせてもらおう、と思い、自宅のある西新井ではなく、千住へ。
プールの同僚たちの様子も見たかったので。
4号線も、人の行列。北千住駅前は、車の進入禁止。
・職場は、電気がついていて、その上にある小学校が待機所となっていて、人が溢れかえっている。
・地下の職場に入ると、帰宅できないでいる同僚二人が、「おお!リューさんだ!」とびっくりして、笑顔で迎えてくれた。
・パソコンを借りる前に、最後の最後の望みで実家に電話するも、繋がらない。
そして、最後の最後の最後の望みで父の携帯に電話をすると、なんと、繋がった。
・仕事中だった父は無事で、母の無事を確認したのだそうです。
安堵する。良かった。
・職場に残っている6人のスタッフと雑談。
プールは、とにかく大変だったそうで、プール内の水が揺れによって、ものすごい勢いで溢れ、監視室とロビーが浸水したのだそうです。
監視室内の物を外に出し、床を拭いた跡がある。大変な作業だったのだろう。
・千住の職場のすぐ近くに住んでいる女性スタッフが、おにぎりとスナック菓子とインスタントラーメンを大量に持ってきてくれました。
人間の真価は、こういう時に問われる。素晴らしい人がいる。
・私は、みんなに、「とにかく、今日、みんなに会えて良かった」などと、かなり似合わないことを言っておきました。
私と同じで悪い人間である同僚が、「ありがとうございます」などと、似合わないことを感慨深げに返してきました。
・プールは、土日の営業を停止することに決定したらしいです。
・まだ帰れない同僚にビールでも買おうと、近くのスパーに行くも、レジ前に30mくらいの列が。断念。
申し訳ない気持ちになりながらも、西新井の自宅へ。
・家に帰ると、本棚の本がちょっとズレた以外、何も被害がない。拍子抜け。
なんだか、さっきまでのことが、嘘みたいに思えてきました。
・さっき、携帯電話の「新着メール問い合わせ」を押してみたら、なんと、母からの返信が。受信時間は、午後4時半。
なんだ、最初っから、「新着メール問い合わせ」を押せば良かった、と後悔。
・どうやら、携帯のメールも届きにくいようなので、「新着メール問い合わせ」はこまめに押しておいたほうが良いようです。
・でも、ブログのコメントはすんなり送れるようなので、このブログをご覧のみなさんは、コメントでご一報ください。心配です。
・と、ここまで書きましたが、こんな長い文章、誰も読まないですよね。
とりあえず、今日起こったことを、月日が経った後に読み返すためにも、細かく記録しておきました。
・みなさん、とにかく、お気をつけください。
・しかし、つくづく思いますが、人間の真価は、こういう時にこそ、試されるのですね。