え?ケンカしないの?
今から、数週間前のことでした。
まだ、つき合ったばかりでホヤホヤの、あるカップルと私と3人でラーメンを食べている時、私が冗談で、ふたりが喧嘩したら、無条件で、〇〇ちゃん(←彼女のほう)の味方になるから、と伝えたんです。
すると、彼氏の方が、大真面目な表情で、
「ていうか、オレら、ケンカとかしないと思うんですよ。お互い、相手に対して、怒ったりしないし」と言ったんです。
まるで、
イチローは、今年も200本安打を打つと思うんですよ、みたいな、確信した口調だった。
よく、漫画などで、食事中にショッキングなことがあると、持っていた箸を落としたりするシーンがありますが、正直に申しますと、実際、私は、箸を落としそうになりました。
思わず、え?と聞き返したんですが、
「ていうか、オレら、ケンカとかしないと思うんですよ。お互い、相手に対して、怒ったりしないし」と、再び、同じことを言われました。
私は、60年以上前に、私たちの曾祖父母の代が歯を食いしばって、欧米列強と戦い、戦後は祖父母や父母の代が、汗水垂らして、懸命に労働に勤しみ、高度経済成長を遂げ、現在は経済的に凋落の一途を辿っているとはいえ、非常に豊かな社会を、我々の世代が享受させてもらっている結果がこれかよっ、と思いました。
「ケンカとかしないと思うんですよ」って、凄いな、おい。凄い自信だな。
こんなに、自信に満ち溢れた言葉は、15年くらい前に、リーボックの広告に掲載された、グレン・ロビンソンっていうNBAプレイヤーのセリフ以来じゃないでしょうか。
「オレを止めたければ、オレをコートに入れちゃいけないぜ」っていうやつ。
このことについては、論文としてまとめていますので、また。
それにしても、「ケンカとかしないと思うんですよ」って、おい。