アベフトシさん | GOD SAVE THE KNUCKLE!

アベフトシさん

昨日のエントリーを読まれて、自分が気落ちしているんじゃないだろうか、だとか何かマズい方向に行っているのではないかと思われている方がけっこういらっしゃるようですが、別にいつも通りです。怪我はありますが、健康ですし。

ただ、これからはボクシングにかける集中の濃さが増していくのではないかと思います。
早く、練習したいんですが、一応、休んでます。


前々から面白いなあ、と思っていることですが、サッカーでもバスケでもテニスでも格闘技でもボクシングでも、試合が終わった後に「あの採点はおかしいと思う」「あのレフェリングは妥当ではない」「納得がいかない」という意見や疑問を、実際に競技を行った選手、特に負けた側が表明すると、「潔くない」「敗者は何も語らないのが美徳だ」みたいなことをお節介にも言ってくる人が以外と多いですね。

いやあ、兄貴なご意見ですな。ご立派で。
実際に、そんなこと言える立場じゃない人間(競技からは遠い立場にいる人達)に限って言うんですが。
たぶん、そういう場を利用して説教じみたことを垂れて、「ああ、オレって硬派なこと言ってるぜ。かっこいいな」と気持ち良くなっているのだと思いますが。あんまり、深い考えはないんでしょう。

自分は、それぞれの競技を真剣に取り組んでいれば、自分の考えや疑問を率直に述べるべきだと思います。

黙っていたって、何も変わらない。


選手である以上、別に、レフェリングやジャッジに不満や疑問を述べたからといって、その事柄にだけ責任を被せるわけではなく、これからどうするべきかどうか、対策を練って、工夫しながら練習し、試合に臨むでしょう。

「納得は絶対にしないけど、とりあえず受け入れて、納得がいかないことと戦うために全力を尽くす」、ほとんどの選手がそうしてます。

自分も、かなりムカついてはいますが、そういうスタンスです。

それに、「いやあ、何も言うことはないですよ。これからも頑張ります」みたいな建て前を言ったって、バレてるし。
それだったら、どんなに格好悪くたって、感情を剥き出しにして本音を言ったほうがいい、と思う。
だって、真剣に戦っている人間なんだから。

言葉にしないと、行動には繋がらない。


例えば、自分、海外の選手がグラウンドやリングやベンチや控室や記者会見場で怒りをぶちまけているのを見ると、清々しくなるんですけど、まったく、日本的な美徳とはほど遠い男ですね。


ちなみに、主観がまったく入っていない客観なんてものは、この世には存在しないとは思いますが、ポイントっていうのは、意外とやっている本人達が一番よくわかっていたりします。


話は変わりまして、先日、ミッシェルガンエレファントの元ギタリスト、アベフトシさんが亡くなられたそうです。残念なことです。
試合の前日に知りました。

試合では、好きな曲を選んで入場していい、と言われていたので、自分は大好きなミッシェルガンエレファントの「スモーキン・ビリー」を選んだのですが、ちょうど、追悼の意を込めた選曲になりました。
同じく、ミッシェル好きの友人は、スモーキン・ビリーをホールで聞いて、泣いてしまったそうです。
御冥福をお祈りします。