元気考 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

元気考

 新しい千葉県知事閣下は、熱血漢らしいですよ。

なんでも、千葉県を元気にしたいのだと。

オレが、もし、千葉県在住の鬱病患者だったりしたら、激怒しているだろうな。


元気、という言葉で思い出しましたが、教育実習(だいぶ前の話ですが)のときにお世話になった(別に、たいしたことしてもらってないけどね)体育教官達と、同じ体育科の実習生(女性)が、これまた、青春一直線でらっしゃいましてね。


・指導教官の自分に対する苦言の内容が、二言目には「もっと、元気に行こうよ。体育会系なんだからさ」というもの。


・女実習生(頭の足りない子でした)も、それに便乗して、自分を非難してきました。

(まあ、実習生が、他の実習生の穴を探したがるのは、自身のプライドを保つために、よくやる手段みたいです)


・おいおい、ちょっと、待てと。


・こちらは、教官に対しては、「自分は心身共に健康ですので、元気といえば、元気なのですが」と返しましたが、彼らの「元気」のコンセプトが、何かのドラマの見過ぎではないかという類のものでして。


・要するに、彼らのいう元気な状態というのは、具体例を挙げると、以下のような。


1、朝っぱらから血圧高めに、声高らかに挨拶をし、授業に向かうときは、半袖短パンで、エッホエッホと駆け足。


2、すぐそばにいる生徒に向かって、指示を出すときは、50mくらい先の人間に話しかけるような声量で。恫喝じみた、高圧的な。


3、仕事終わりの飲み会では、ガッハガッハ言いながら、ビールを浴びるほど飲む。

同調的な空気。

エセ体育会系の好む、挫折自慢大会開催。

その後、カラオケあり。これぞ、THE体育会系であるらしい。


・まあ、要するに、彼らは、「騒々しい、鬱陶しい、わざとらしい」の形容詞で表現のできる人種でして、自分のような人間の脳みそで翻訳すると、「バカ」になります。


・別に、そういう状態は、元気であるというわけじゃないでしょ、と、そういうことです。


・声がデカけりゃ、イコール、元気なのか?冗談じゃないぞ、と。


・毎日毎日、誰とも口をきかず、家と研究所の往復をするだけの、分子生物学の研究に没頭している人間は、元気じゃないのだろうか。


・ひとり、ホテルに缶詰になって、原稿を書き上げている小説家は、元気じゃないのだろうか。


・試合に向けて、必死に戦いをイメージしながら練習をしている、口数が少ないプロボクサーは元気じゃないのだろうか。


・元気であるかどうか、わからんが、エネルギーに満ち溢れているだろう、と。


・というか、オレたちに、おもえらにとっての「元気」を強要してくるな、と、そういうことですね。


・そもそも、元気でいなくてはいけない責任や義務はないんですから。それぞれが、それぞれのやるべきことをやっていれば、それで良いわけですよ。


・だから、千葉県民のみなさんも、言うべきなんですよね。余計なお世話だよ、って。


・それにしても、あの教官と女実習生は今、どうしているだろうか。


・元気でいてくれるといいな。(笑)