見えにくい巧さ
今日は、ジムメイトの久保田さんと山崎くんの試合の応援に、後楽園ホールへ行ってきました。
山崎くんは1RKO勝ち未遂から、手堅くフルラウンド戦い、判定勝ち。
久保田さんは、2Rにそれぞれ、右ストレートでダウンを奪い合い、その後、打ち合いの展開。これぞ、男気ダービーですよ。
5Rに相手選手のバッティングによるカットのため、負傷判定になり、久保田さんの判定勝ちに。
2人とも、内容には満足していませんでしたが、(自分から見ると)練習でやってきたことが滲み出ているような感じを受けました。
あ、そうそう、試合に出たその選手のことについて色々言えるのは、普段から練習を観察している人間だけですね。原則として。
ろくに練習も見に来ないで、適当なことを言える人間がいますが、信じられないです。
以下、感想を列挙してみたいと思います。
・今日の興行を見ていて特に思ったのは、「見えにくい巧さ」や「見えにくい技術」というのが確かにあるな、ということです。
・周りから見ている人(選手経験のない人や、言いたがり屋の人などは特に)が、「あの選手は巧い。テクニシャンだ」といったようなことを言うと、だいたいは、見た目の綺麗さや見栄えを指したりしますが、外からはわかりにくい、見えにくい巧さ、というのが、確かに存在します。
・それが、どういったものかを説明するのはかなり長くなりそうなのですが、選手それぞれが持つ、独自の巧さには、「濃さ」があります。
・試合中に笑う選手がいますが、あれは、余裕だとか試合を楽しんでいるだとかいうのとは、かなりかけ離れたものですね。
・過剰な恐怖や自信のなさからくる笑いなので、観ていて、「いやあ、苦しいなあ」と感じます。
・と、話が逸れましたが、2人ともお疲れ様でした。
良い試合でした。
おめでとうございます。
おまけ。↓
後楽園ホールというのは、赤コーナー側と青コーナー側で、アップする場所や、控え室から花道に続く通路(もちろん、原則、関係者しか入れません)の形がだいぶ違います。
こちらは、赤コーナー側の選手がよくアップする場所。
裏階段の踊場を使います。
目の前に、東京ドームや後楽園遊園地が見えるんですが、自分が4回戦のとき、アップに付き合ってくれた先輩がその景色を見ながら、「お前が、これから命かけて戦うってのに、みんな、呑気なもんだよな」と言っていたのをよく覚えています。
その時は、2人して笑いました。
青コーナーの控え室から花道に続く通路です。
自分は、青コーナーのこの雰囲気が好きなのですが、辰吉選手が初めて後楽園ホールで試合をしたとき、「この階段を登るとき、死刑台に続く道を歩いているみたいだった」と言っていました。
確かに、薄暗くてヒンヤリしてますから、そう言われてみれば、そうだな、と思います。死刑台までの道を歩いたことはないですが。
というわけで、今回は試合会場の裏側を。

