スキャモンの法則
WBCのキューバ戦が間近に迫っていますが、これで、もし日本が負けるようなことがあったら、マスコミの敗因探し祭りが開催されるのでしょう。
一番、多く出そうなのが、「キューバはシーズンの真っ最中でコンディションが良かったから」というのが有力ですが、一番、タチが悪いのが例の「身体能力の差」と「チームがまとまってなかったからだ」というやつですね。
(なんで、朝のワイドショーのコメンテーターがそんなこと言えるんだ?身の程をわきまえているのは、ピーコ姉さんだけだぞ。ワタシ、興味ないのよ、って)
「身体能力の差」というのは、考えの浅い素人が一番展開して話しやすい項目でして、これがまた、確かな根拠がなくて、厄介です。
先天的なものだから、仕方ないよ、というところに落着して、あきらめましょう、日本人は技術で勝負ですよ、という逃げの考えなんでしょうが、そういうことを言う人たちは、対策については何も言及しません。
もしかしたら、身体能力以外の、別の要因なのかもしれないし。
スキャモンの法則というのがありまして、人間の運動能力、運動神経というのは神経系が著しく発達する12歳までの(ゴールデンエイジと言います)活動がどのようなものだったのかに左右されるのだそうです。
それは、単独の競技だけでなく、様々な種目のスポーツを複合的に経験したり、様々な環境で行うことによって、その人間の能力の幅が広がるということなんですが、例えば、ブラジルはサッカーをやるにしても砂浜でやったり、泥だらけの場所でも構わずにプレーするでしょう。(たぶん)
日本は、だいたいは学校の土のグラウンドか最悪はコンクリートの上です。
それに、キューバは子供の頃に様々な競技をやってみて、自分の適性に合ったものを15歳~18歳くらいまでに選ぶということを聞いたことがあります。
日本は、「野球道」みたいな感じで、一年中同じ競技しかしません。シーズン制ではないので。
18歳くらいまでは、同じことをずっとやってきた日本人のほうが成熟して優れているのかもしれないですが、大人になってからの伸びしろが違ってくるでしょう。
↑のことは、実際に詳しく調べたわけではないですし、自分が言ってもほとんど説得力ないでしょうが、国際大会で日本が負ける度に、二言目には「身体能力の差」という耳タコキャッチフレーズを連発するぐらいだったら、こういう部分から検証して考えてみる必要があるのではないかと思います。
もちろん、日本が勝ってくれれば、何も言うことはないのですが。
元々、我々、素人がああだこうだ言えるレベルではないですし。
勝ってほしいです。
さあ、寝よう。