会話能力 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

会話能力

 昨夜、同僚が「たまには外で食べたい」などと専業主婦のようなことを言うので、近所のトンカツ屋に行ってきました。メンバーは3人。同僚A君(24歳)、同僚B君(21歳)と自分です。


3人で上ロース定食を注文し、食べながら楽しく話をしようという展開になると思っていたのですが、非常に難しいことに。


同僚A君の話しが、とにかく飛びまくるスリリングな展開になったので。


例1として、

同僚B君「リュースケさん、ここのお店よく来るんですか?」

リュースケ「うん、ちょくちょく来るよ。美味しいでしょ?ご飯はおかわり自由だしさ」

同僚B君「ほんっと、美味いですねえ。オレ、家近いんで、また来たいですっ」

同僚A君「あ、オレ、5月の(ボクシングの)試合、出たかったなあ」


例2

同僚B君「オレ、昔、サッカーやってたんですよ。だけど、最近はあまり観ないですね。Jリーグも2回くらいくらいしか観に行ってないし」


リュースケ「オレ、サッカー好きでさあ。横浜によく観に行ったりしたよ。三ッ沢なんか、ピッチと客の距離が近くてね」


同僚B君「そうなんですかあ。実際に会場に行くと、サポーターなんかが過激だし、凄いですよね」


同僚A君「オレ、この前、白バイに捕まったんですよ」



例3

リュースケ「B君、ソースと一緒にゴマかけると、さらに美味いよ。あれ?A君はかけないね」


同僚A君「って、いうか、この前、みんなで荒川に走りにいったじゃないですかあ」



 推察するに、同僚A君は会話のキャッチボールをする習慣がないようなのです。

自身が話したいことを話せたら、それでOK。

自分が投げた球は、大暴投だけど、勝手に獲りに行ってくれ、と。


実際、A君はすごく良いやつではあるんですが。


自分が、「A君・・・。悪いんだけど、一通りの会話が終了してから、『話は変わるんですけど』という言葉を添えて、話の方向転換をしてくれるかな?」と言っても、「ああ、すいません。俺、親にも話が飛ぶ、ってよく言われるんですけどねえ」と返すのみ。


しかも、A君のふってきた話を最後まで聞いてあげて、それに対するこちらの考えなどを伝える時には、彼の目線はすでに、備えられているテレビ画面にクギ付けになっていたりする。(または、携帯電話の画面に)


教員をやっている友人が話していたことなんですが、今、こういう会話(会話になってないけどさ)をする若者が多いのだそうです。


恐ろしいですね。

要するに、話を聞いてくれさえする存在があればいい、と思っているわけですから。

しかも、こんな調子では、思考という大切な部分も養われないでしょうし。


恐ろしい。

もっと恐ろしいのは、自分が「若者」という言葉を使っていることですが。


恐ろしいです。