営業 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

営業

 年末に録画しておいたカンブリア宮殿を視聴しました。

楽しみにしていた回です。


ゲストは、Jリーグ大分トリニータ社長の溝畑宏さん。

こちらの社長さん、総務省のキャリア官僚を辞めてまで、大分での活動に専念したのだそうです。

かっこいい。まさにロックンロール。


社長さんの話も、放送の内容も、興味深く、おもしろかったです。

なんといっても、自分は、「やりくり」をする感覚が大好きなので、楽しめました。

こんな風に軽く言ってしまって失礼ですが、実際、壮絶な「やりくり」だったのでしょう。

それにしても、社長が一番忙しい会社って良いなあ。


大分トリニータ(トリニティ)は発足当初、デビュー戦で観客が3人しか集まらなかったのだそうです。練習専用のグラウンドも無し、と。


これ、デビュー戦当時の自分のほうが恵まれていたくらいです。

自分は、練習する場がありましたし、デビュー戦は120人くらい来てくれましたから。(チケットを購入してくれたのは100人。そのうちの6割は自分の家族が協力して売ってくれました)


親会社のない大分は、チケット収入が命になってくるわけで、そんな状況からホームに2、3万人を集めるまでになったわけですが、まさに努力、努力ですね。尊敬に値します。

自分は、普段からチケット営業に四苦八苦しておりますので、商店街で道行く人に声をかけまくる社長さんの偉大さがよくわかります。



 いきなりこんなこと言って恐縮ですが、チケットを売るのって、とてつもなく大変なんです。

「人に何かを売る」という行為、誰もが一度はやったほうがいいですね。


もの凄いパワーを使います。商品は「自分自身」ですし、プレッシャーもあります。

(もちろん、たった1枚でも売れたときの感激は、もの凄いものがありますが)


コミュニケーションスキルを必要とされますし、気遣いや、相手の心を読む術も要求されます。

よく、プロボクサーは世間知らず扱いされますが、とんでもない話ですね。ものすごくシビアな世界で生きる営業マンでもあるわけですから。

しかも、会計係は自分、プロデューサーも自分、宣伝係も自分、練習もしてバイトもして試合をして、試合後は、来てくれた皆様へのお礼も忘れてはいけません。


よく、誰かと口論をする際に、飛びだしがちな、「じゃあ、おまえやってみろよ」というセリフ、「それを言ったら、身も蓋もないだろ」というセリフが待ち受けているため、なかなか言いづらいものですが、プロボクサーだけは、例えば、自分自身がやっていることを誰かに卑下されたり、軽く見られたりした場合、このセリフを言っても良いかな、と思います。


と、いうわけで、お察しの通り、今日の自分はどさくさにまぎれてプロボクサーという職業を自慢しております。