バンデージ
今日、ジムに行くと、親分に「リュースケ、バンデージ巻くぞ」と言われたので、びっくり。
試合では、トレーナーさんが、何種類ものテーピングと包帯を使い、複雑なやり方で、がっちりと選手の拳を固めるのです。
今回、新しい巻き方を試すのと、他のトレーナーさんも巻けるようにするために、お手本を見せる意味があったようですが、自分の試合に向けて、慣らしておくために、今からやってくれたのだと思います。
人によって、巻き方やクセが違うので、あらかじめ経験しておくと、だいぶ違いますから。
完璧の一言。
とにかく、握りやすくて、しっくりくるのです。拳が強くなった感覚。
自分は、バンデージに関しては、注文魔人でして、ちょっとしたことでも、ああしてください、こうしてください、と言うほうなのですが、親分にやっていただいた、この左拳、最高でした。言うことなしです。
はいっ、終わり、と言われた瞬間、「す、凄え、バッチリっす」と。
まさに、プロフェッショナル仕事の流儀、ここにあり。
ちなみに、過去、自分にバンデージを巻いてくださった方の技術も高かったです。
改めて、ありがとうございました。
(↑別に、フォローじゃないよ、ということをフォローしておきます)
おまけに。
↑こちらが、過去の試合で使用したバンデージです。
バンデージを巻き終わった後、こうやって、コミッション役員の方にチェックしてもらい、サインをもらうわけです。このサインをもらわないと、試合に出られません。
バンデージを巻くときには、タイトルマッチの時だけ、おもしろい習慣(ルール?)がありまして、チャンピオン、挑戦者、双方の選手が巻くとき、相手方のセコンドが立会人としてチェックするんです。
ある日本王者の選手さんがタイトルマッチに出場した時のことでした。
自分はその興行にアンダーカードで出まして、チャンピオンと同じ控え室だったのですが、そのチャンピオンがバンデージ巻き始める時に、挑戦者側のセコンドさんが立会人としてこちらに来たんです。
すると、もう、挑戦者陣営としては、チャンピオンにプレッシャーをかけようと、必死ですから、ことあるごとに、「そこ、おかしくないですか」「ここ、どうなってるんですか?」「ちょっと、ここの部分、薄すぎるんじゃないですか」みたいな調子で、チクチク突っ込み入れてくるんですね。(笑)
まあ、たいして効果はなかったと思いますが。
ボクシングの裏舞台には、こういう駆け引きもあるのです。
ただ、これ以外のタイトルマッチでの様子を見ると、バンデージの立会をしていない場合もけっこうあるので、もしかしたら、公式なルールとして明文化されていないのかもしれません。
双方の話し合いで、決まったりするのかな。今度、誰かに、詳しく聞いてみます。
と、いうわけで、今日は、真面目な内容でしたね。めでたい。
