二足の草鞋
最近、巷では、石井ちゃん狂想曲といった感じですが、格闘技雑誌も大々的に取り上げてますね。久々に、ヒットな話題ですから。
こちらの雑誌では我がジムの親分が、石井選手について語ってますので、(カラーですよっ)みなさん、ぜひ、御一読を。面白いですので。
石井選手は、自分も週3回出ている、昼の合同練習に参加したことがあるのだそうです。(自分が初めて参加する、ちょっと前だったらしいのですが)
いきなりこんなこと言って恐縮なんですが、石井選手が柔道と総合、両方行き来出来るような環境は整わないものですかね。
実際、レスリング界は柔軟性があって、プロ選手もオリンピック目指せるようになってますから。(ちょっと、話題作りの感がありますが、それでも、閉塞的でないだけ素晴らしい)
世の中、ひとつのことを、一途にやることが美徳である、みたいな風潮がありますが、(柔道に関して、どシロウトのTVコメンテーターが、「国技を大事にして、ロンドンを目指してもらいたい」みたいなことを言ってて、笑えた)才能と時間とお金と環境があって、両方できるのであれば、両方やればいいのではないでしょうか。(そう、俺みたいな凡人じゃないんだからさ)
アメリカに、ディオン・サンダースという、NFL(アメリカン・フットボール)とMLB(メジャーリーグ)のふたつの団体で、同時にプレーしている選手がいました。二足の草鞋。二刀流。
アメフトでは、超絶的なスピードと驚異的なカバーリング能力、あまり達者ではないタックルでリーグを代表するDBとして君臨し、野球では、自慢の脚で盗塁ランキングでリーグ2位になり、日本の高校生並みの外野守備力で活躍しました。
サンダースに、ある記者が、「なぜ、ひとつの競技に集中しないのか」と聞いたら、「理由は、両方、同時にやりたいからだ」と語ったのだそうです。
才能のある人の特権(かっこいいわがまま)ですね。
ふたつのことを、同時にやってる人って、かっこ良い、と自分は思います。
なんだか、漫画のキャラクターみたいで、見ていてワクワクしますね。
なんたって、やってる本人が楽しそうだから、観ている方も楽しくなりますし。
それに、プロの場合、「中途半端」なんていうレベルには絶対、ならないですから。
ハンマー投げの室伏選手やアメフトの河口選手だって、冬はボブスレーに挑戦したし、スケート選手が自転車競技に挑戦した例はいくつもあります。
だから、石井選手にも、総合一本だけ、だとか柔道に専念、だとか言わずに、二足の草鞋で活躍してもらいたいな。サンダースみたいに。
日本にも、そういう型破りな選手が出て来たらおもしろい。
(って、本人は、二足の草鞋を望んでないかもしれないけど。すまない、妄想的なファンの勝手な希望だ)
まあ、実際、両方が無理だったとしても、戦い続けている人たちの道は、どんな道だろうが、絶対におもしろいですが。